新しい文法を教える。黒板に例文を書く。解かせてみる。指名する。正解する。その知識を使った応用問題を黒板に書く。チャレンジさせてみる。じっと考える。少しのヒントを出してあげる。子供の目がうなずく。鉛筆が動く。その子に当てる。正解する。目を合わせる。目の奥が輝く。「やろう」という気が“湧き上がる瞬間”を見る。
我々講師の仕事は「人の成長を支える」仕事。「成長しよう」という気持ちにさせられるかどうかですべては決まる。決して押し付けることなく、「気持ちを引き出していってあげる」事が授業。 準備にはえらく時間がかかることもあるが、“湧き上がる瞬間”との遭遇をイメージしながら向き合うと、それはそれは楽しい時間。「時間を忘れる」時間である。この時間を私はいつも大切にしながら、今日も教室へと向かうのである。