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感覚と勉強

2021年01月11日

「青」


 


何色ですか?


 


「赤色」と答えるのは間違いでしょうか?
もちろん、正しい答えです。


 


視覚という感覚から入ってくるのは赤色です。


 


「あお」
勉強では、そう答えるのが正しいとされます。
中学生の勉強は、まさにこんな感じです。


 


たとえば、理科なら空気抵抗や摩擦が全くない状態での物体の移動。
感覚的に理解しようとするのは難しいと思います。
だから、授業ではまず問題が解けるように指導します。
たくさん積み重ねるうちに、感覚が後からついてきます。


 


国語もそうです。
「あなたなら、このときどう思う?」
問題を解くときに、この聞き方はナンセンスです。どう答えたって、間違いはありません。
こういう聞かれ方を続けると、国語嫌いが生まれます。
「んー、そうじゃないんだな」
なんて、返事されたら、自分の気持ちまで否定されることになりかねません。
学問とは論理的なものです。それを授業では指導しています。


 


そして、教科の抽象的な部分を理解するために、そのパターンを理解し解けるようにすることは有効です。
題というのは、その長い学問の道のりを歩んでいくためのガイドです。
まずは、得点力をつける。抽象化は、そのあとに出てくるものです。
文章への共感があるから解けるのではありません。
解けるようになった先に、共感があるのです。


 


まずは、解けるようにしていく。
得点力をつけていく。
そして、その先まで。教科の面白さまで。


 


不安な気持ち、イングなら解消できます。
はい。自信をもってお伝え出来ます。