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「感動のスピーチ、希望のさざ波」(復刻版、2013.5.17)

2021年07月04日

 


皆様、お元気でお過ごしですか。いつもイング和泉中央校のHPをごらんいただきましてありがとうございます。僭越ですが、以前HPに掲載したものの中でお客様に好評を得たものを再度UPさせていただきます。日付は掲載時のもの以外は原文を変えずにそのまま使わせていただきましたので、ご了承ください。少し長い文ですが、有名なスピーチですのでご一読下さればと思います。


 掲載時期(2013.5.17.)一部修正


  英語を学習してよかったなと思うのは、すばらしいスピーチに出会えて、感動できることです。少し疲れて気落ちしている時など、スピーチを読んだあとは心が元気になっているのがわかります。数あるスピーチの中でも私はロバート・ケネデイ(アメリカ、ケネデイ元大統領の弟)が1966年、南アフリカのケープタウン大学で行った「希望のさざ波」と題したスピーチが特に好きです。人種隔離政策(アパルトヘイト)の真っ只中での南アを訪れたロバート・ケネデイは全世界の若者に向かってこう語りかけています。


「世界が抑圧から自由になる希望は若者にかかっている。変革の激しい地球上での障害は、現在にしがみついている人間や、リスクをとるよりも安全という妄想を好む人間によっては決して取り除かれない。それは若い人の(心の)質を求める。つまり、一定の年齢期間でなく、心のあるべき状態(not a time of life but a state of mind, 情熱、想像力、臆病な心に打ち勝つ勇気、安楽よりも冒険を求める心である。」

 まるで繁栄に浸りきって精神的に疲れた私たち日本人にも十分教訓になります。このスピーチから2年後の1968年6月5日、大統領選挙運動中のロバート・ケネデイはロサンゼルスで暗殺されてしまいます。しかし今尚多くの世界の人々を感動させて止まない「A tiny ripple of hope」の文字が、彼の白い墓石の上に刻まれているそうです。


 


イング 和泉中央校 英語科   矢吹 元嗣


 イング 和泉中央校 校舎長   小田 正樹


ただいま、イングでは夏期講習生を募集しております。勉強の仕方がわからない方等、まずはお気軽にご相談ください。


 


 


編集後記


先週は梅雨で毎日雨が続きましたね。皆さんも健康管理にお気を付けください。例年でしたら、自宅でエアコンをとっくに入れているところですが、日によってはあまり暑くない日もありますので、まだonにしておりません。日曜日に将棋の藤井 聡太さん(2冠、18)が棋聖戦5番勝負・第3局で渡辺 明さん(名人、37)に勝ち、史上最年少でタイトル防衛を果たし 九段昇格も最年少での昇段が決まったニュースが報じられていました。若い方の活躍は爽やかですがすがしいですね。まさにロバート・ケネディが言ったように、「安楽よりも冒険を求める心」ですね。私たちも負けたくないものです。


 


                                                                                                                                *上に記しましたことは、私どもの個人的な意見であり、会社全体を代表するものではありません