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無人島漂流

2019年10月25日

小学生の頃、「ロビンソン・クルーソー」という本を読んでワクワクした記憶があります。船が難破して無人島に流れ着いた主人公が、食料を探したり、住む場所を作ったりしながら、知恵を振り絞って何とか生き延びる話です。もちろん、本人からしたらワクワクどころではありませんが、一つ一つ便利になっていく暮らしが、私にはとても新鮮でした。

その話の中に、「もっと植物のことを真剣に勉強しておけばよかった」と主人公が後悔する場面があります。怪我か病気か忘れましたが、とにかく薬になるものが欲しい時に、一部の薬草の効能は知っていながら、その他の草については記憶があいまいになっていたのです。知識を得る機会があったにも関わらず、それを本当に必要とする場面を想定していなかったからでした。

「知識はいざという時の宝だ」
大人びて感じるかもしれませんが、小学生の私が抱いた率直な感想です。

先日、台風19号のニュースを見ながら、被災地の光景にロビンソン・クルーソーを連想しました。被災者の方の無事を祈りながらも、何も持ち出せない時にでも、自分の知識だけは肌身離さず持ち歩けるなと思いました。

単なる一例ですが、漏電している可能性がある時に、水に濡れた手で電気コードに触れる人はいないでしょう。「普通の水は電気を通す」は生活の知恵でもありながら、理科の知識でもあります。

たった今はあまり意味を感じられない知識でも、将来どう生きてくるかはわかりません。勉強はできる時に精一杯しておくのが正しい姿だと思います。でも、できるだけ楽しく学べる場所がいいですよね。


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