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スキマ時間

2020年09月01日

いつも気になるのがテスト時間中の生徒の様子。特に問題を全て解き終わった後の行動です。見直しもろくにしないのは問題外ですが、見直しを終えた後も時間がたっぷり余っている生徒もいます。特に社会科などは知識問題が多いため、もともと覚えていないのであれば思い出しようもありません。そんな時、多くの生徒たちは答案用紙を裏返したまま、机に突っ伏したり、問題用紙に落書きをしたりしながら、時々チラチラと時計を眺めては終了の合図を待っています。


まだスマホなどがなかった時代、一人で電車に乗っている時間や、バスを待っている時間などはいわゆるスキマ時間でした。小説やマンガを読む人もいたでしょうし、英単語や歴史の年号暗記にあてる受験生などもいました。しかし、携帯ゲーム機が発売され、その後スマホが普及して以降この状況は一変しています。今や、子供たちのスキマ時間の大半はスマホで埋められていると言っても過言ではないでしょう。


ところが、テスト中の余り時間には当然スマホを使うことなどできません。時間を持て余したとしても、ただ終了時間を待つしかないのです。


きっとこの状況は、学校の授業中でも起こっているのではないでしょうか。集団授業である以上、全ての生徒に最適な時間配分など出来ません。すでに理解出来ていることを繰り返し説明され退屈している生徒、説明が全く理解できないままただ座っているだけの生徒、いろいろな状況が想像できます。そしてそれらの生徒にとって、その時間はただ過ぎ去るのを待つだけの退屈な時でしかありません。


私は「スキマ時間を有効活用できる」生徒が受験を制すると思っています。学力は記憶です。どんなタイミングでも記憶のトレーニングは可能なのです。紙と鉛筆があれば漢字を練習することができます。生徒には「テストの見直しも終わって退屈ならば、思いつく限り木偏の漢字を書いてみろ」と伝えています。英語の月名をすべて書いてみることも、アルファベットのaから始まる英単語を書き出してみることもできます。


時間は全員に同じだけ与えられています。受験の成功のために、ぜひスキマ時間の使い方を工夫しましょう。


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