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受験生の憂鬱

2020年11月02日

受験生たちはすぐに落ち込みます。定期テストでも思うような点が取れないのに、範囲の広い実力テストとなるとさらに点数が下がります。外部模試の偏差値も簡単には上がらず、志望校の判定がなかなかAになりません。中学校の3年間、いや小学校から含めると9年間の範囲から出題される高校入試を考えると、憂鬱にならざるを得ません。

「せんせぇ、もういやや~」
「なんで受験なんてあるん?」
「もう絶対無理やし」

どこの教室に言っても、同じような声が聞かれます。講師業を20年以上続けてきて、こんなセリフを聞かなかった年はありません。そしてこれは、生徒たちが怠けているからでも、塾の教育システムに問題があるわけでも、学校が荒れているからでもありません。

程度の差こそあれ、すべての人は自分の能力に関して幻想を抱いているのです。

お遊びでやるけん玉や知恵の輪、遊園地の的当てゲーム、バスケットボールのシュート、などなど、見ていると簡単そうに見えるくせに、実際にやってみると難しいことはいくらでもあります。人がカラオケで歌うのを聞いて自分の方がうまいつもりでいても、録音して聞いてみたら自分の下手さに愕然とするでしょう。私は先日オートバイのライディング講習会に参加しましたが、自分では余裕でできると思っていることが、実際にはその半分もできないことを思い知りました。

高い目標を掲げるのは素晴らしいことです。でも、理想と現実とのギャップに負けて、自ら進歩をあきらめてはいけません。思うように順調ではなかったとしても着実に前に進んでいるなら、それは突き進むべき道なのです。コツコツと努力を続けましょう。

負けるな、受験生!


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