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先を見る

2021.08.19.

 


先を見ることは大事です。特に勉強に関しては、受験本番を意識することで、学習効果は格段に上がると言っても過言ではないでしょう。「本番で本当にちゃんと答えられるか」、「緊張して忘れてしまわないためにどうするか」、「ミスをしないためにはどうしたらいいのか」などについて考え創意工夫を凝らすことは、受験対策の大きな要素です。入試を見据えると、優先順位を決めて効率的に学習を進められるようになります。「受験で出題されやすいもの」と「それ以外」に分ければ、覚えるべきことが絞られ合格率は上がることになります。


 


しかし、先を見据えることには大きな落とし穴があります。先週書いたことの繰り返しになりますが、「今」想定している自分の将来にとって役に立つか立たないかを「今」判断し、不要と思われるものを切り捨てる。これはとても危険な行為なのです。「今後の人生のどこで役に立つかわからないから、今一生懸命数学を勉強しておこう」も「今後の人生で必要だとは思えないから、数学なんて真剣にやらなくってもいいんじゃない?」も先のことを考えている点については同じですが、向かう方向は全く逆です。「○○はやらなくてもいい」という考え方は「楽をするための口実」にもなりうるのです。将来のことなど誰にもわかりませんが、自分なりにきちんと未来を想定し、バランスを保って生きていくのが正しい生き方なのではないでしょうか。


 


生徒たちに「バランスがよく、かつ効率的な」学習をしてもらえるように、これからも努力していきたいと思います。