色彩検定の通信講座おすすめ10選|3級・2級・1級を料金とサポートで比較

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服やインテリアを選ぶときの「なんとなく好き」を、もう少し言葉にできるようになりたい。仕事で色を提案する場面で、感覚ではなく根拠から説明したい。家にいる時間を、将来につながる勉強に使いたい。

色彩検定の通信講座を調べ始めるきっかけは、だいたいこのあたりに集まります。

ところが講座を並べた瞬間、価格の幅に戸惑うはずです。月1,078円(税込)の定額制で始められる講座がある一方、入学金と受講料を合わせて286,000円(税込)の1級対策講座もあるからです。

同じ「色彩検定の通信講座」という呼び方でも、選択肢の幅はここまで広がっています。

この差は、講座の良し悪しではなく守備範囲の違いから生まれます。3級を教材で仕上げる形と、1級2次まで講師が伴走する形では、そもそも売っているものが違うということです。そこでこの記事では10社に順位を付けず、目的別の向き不向きで比べられる形にしました。

読み終える頃には、自分の予算と学習スタイルに合う講座が2〜3社に絞り込めているはずです。あとは公式サイトで最後の確認をするだけ、という状態を目指します。

  1. 色彩検定とは|取得のメリットと難易度・勉強時間
  2. 色彩検定試験の基本情報
  3. 色彩検定の通信講座10社を料金とサポートで比較
  4. 目的で選ぶ色彩検定の通信講座5選
  5. 色彩検定の通信講座を6つの視点で比べた早見表
  6. 色彩検定の通信講座10社の詳しい比較レビュー
    1. 資格のキャリカレ「カラーコーディネーター資格取得講座(AFT色彩検定®対応)」
      1. キャリカレのプランと料金
    2. 色彩生活カラースクール「色彩検定合格講座(1級・2級・3級・UC級)」
      1. 色彩生活カラースクールのプランと料金
    3. 色とカタチのカラースクール「色彩検定オンライン対策講座」
      1. 色とカタチのカラースクールのプランと料金
    4. クリエ・スクール「色彩検定2・3級対策通信講座 合格保証制度つき」
      1. クリエ・スクールのプランと料金
    5. 資格の大原「パックコース(3級コース+2級コース)Web通信」
      1. 資格の大原のプランと料金
    6. JMAM(J Manavi)「色彩検定3級コース/色彩検定2級コース」
      1. JMAMのプランと料金
    7. 公益社団法人 色彩検定協会(A・F・T)「たのしく学ぶ 色彩講座 初級コース」
      1. 色彩検定協会のプランと料金
    8. オンスク.JP「色彩検定3級講座/色彩検定2級講座(ウケホーダイ対象)」
      1. オンスク.JPのプランと料金
    9. 学校法人産業能率大学 総合研究所「色彩検定3級受験」
      1. 産業能率大学総合研究所のプランと料金
    10. ヒューマンアカデミー通信講座「色彩検定3級・2級パックコース」
      1. ヒューマンアカデミー通信講座のプランと料金
  7. 色彩検定の通信講座の選び方
  8. 色彩検定は3級・2級・1級・UC級のどれを受ける?1級2次まで対応する講座は限られる
  9. 色彩検定・パーソナルカラリスト検定・カラーコーディネーター検定は別の試験
  10. 色彩検定の合格率は級ごとにどれくらい?講座の「合格率」との違い
  11. 色彩検定の通信講座に教育訓練給付金は使える?
  12. 返金保証・合格保証がある色彩検定講座と、その条件
  13. 色彩検定の通信講座に関するよくある質問
    1. 色彩検定の通信講座は何を基準に比べればいいですか?
    2. 色彩検定の通信講座ランキングはそのまま信じてよいですか?
    3. 色彩検定は独学と通信講座のどちらがおすすめですか?
    4. 色彩検定に予備校(通学スクール)は必要ですか?
    5. 色彩検定は3級を飛ばして2級から受けられますか?
    6. 色彩検定の通信講座に教育訓練給付金は使えますか?
    7. 色彩検定1級の2次試験は通信講座で対策できますか?
  14. まとめ

色彩検定とは|取得のメリットと難易度・勉強時間

色彩検定は、色の見え方や配色のルールを理論として学ぶ検定です。主催は公益社団法人 色彩検定協会で、3級・2級・1級のほかに、色のユニバーサルデザインを扱うUC級が用意されています。

規模も小さくありません。2025年度の志願者数は4つの級を合わせて46,796人にのぼります。

取得しても、何かの業務を独占できるようになる資格ではありません。それでも学ぶ意味があるのは、色の選び方に理屈で説明をつけられるようになるからです。「この配色にした理由」を言葉にできると、提案の通り方が変わります。

活かせる場面は広めです。ファッションや美容、インテリアや建築、Webや広告、グラフィックの制作。色を扱う仕事なら、たいてい接点があります。

難易度は、級によってはっきり分かれます。2025年度の合格率は3級が75.7%、2級が72.2%、UC級が76.6%と、いずれも7割超え。数字を見るかぎり、3級と2級は落とすための試験ではないと考えてよさそうです。

一方で1級は58.6%まで下がります。1級は実施回も試験の形も他の級と違うため、同じ延長線上に置かないほうが計画を立てやすくなります(詳しくは級の選び方のセクション)。

勉強時間の見当は、各講座が設定している学習期間から立てられます。産業能率大学総合研究所の3級講座は標準学習時間24時間、受講期間3か月。クリエ・スクールも、3級のみ・2級のみのコースを約2ヶ月の設定にしています。

2級まで通すなら、もう少し長めに見ておきます。クリエ・スクールの2・3級対策が標準学習期間約3〜4ヶ月、ヒューマンアカデミー通信講座の3級・2級パックコースが約4か月、JMAMの3級コースが受講期間4か月です。

標準学習時間24時間を3か月で割ると、1週間あたり2時間ほど。仕事や学業と並行しても、生活を大きく崩さずに組み込める分量だと分かります。

色彩検定試験の基本情報

講座を選ぶ前に押さえておきたいのが、級ごとの検定料と受けられる時期です。とくに1級は受検のチャンスが限られるため、先に知っておくと学習計画がぶれません。

検定料は級ごとに決まっており、税込で3級7,000円、2級10,000円、1級15,000円、UC級6,000円です。1級は1次免除者も同額になります。

実施は年2回。夏期の対象は3級・2級・UC級の3つで、冬期は1級を含む全級が受けられます。1級を受けられるのは冬期だけで、しかも1次と2次が別の日に行われます。

参考として、直近では夏期検定が2026年6月28日、冬期検定が2026年11月8日、1級2次が2026年12月13日に設定されていました。日程は年度ごとに動くため、申し込む前に色彩検定協会の公式サイトで確認してください。

1級を目指す人には、もうひとつ知っておきたい変更があります。色彩検定協会は2026年から1級2次試験の形式が一部変わることを公表しました。

ただし実施スケジュール・試験時間・内容の傾向・おおよその問題数・難易度に変更はないと、同協会が明記しています。対策の組み立てを根本からやり直す必要はない、という受け止め方でよさそうです。

とはいえ形式が変わる以上、出題の見え方は変わります。1級の受検を考えているなら、公式サイトのお知らせに一度目を通してから教材を選ぶと安心できます。

そしてもうひとつ。検定料は受講料とは別にかかります。 3級から2級へと続けて受けるなら、その2つ分が受講料に上乗せされるため、講座の予算を組むときは最初から足しておくと後で慌てません。

申し込み期間や試験会場、出題範囲の細かい内容は年度によって扱いが変わります。最終的な確認は、色彩検定協会の公式サイトでどうぞ。

色彩検定の通信講座10社を料金とサポートで比較

色彩検定の通信講座は数多くありますが、この記事では知名度が高く、比較検討の候補に挙がりやすい主要10社を取り上げます。

まずは受講料の列を縦に見てから、対応級の列と見比べてみてください。価格差の正体が、カバーする級とサポートの型にあることが見えてきます。

講座名 受講料(税込) 返金・合格保証 対応級 質問・添削サポート 合格実績の公表
資格のキャリカレ 54,800円〜 不合格時の全額返金保証(条件あり) 3級・2級 質問は期間中無料で何度でも/添削あり 合格者の声
色彩生活カラースクール 5,500円〜 返金保証なし 3級・2級・1級・UC級 オンラインLIVEでリアルタイム質疑応答 スクール生の合格率を公表
色とカタチのカラースクール 36,300円 返金保証なし 3級・2級・1級 双方向授業/LINE・メールで質問可 協会から5年連続の表彰
クリエ・スクール 38,500円 全コースに合格保証制度(返金か再受講かは要問い合わせ) 3級・2級 認定講師らが添削と質問に対応 修了生の声
資格の大原 46,200円
入学金6,000円が別途(初回のみ)
返金保証なし 3級・2級 所定の質問用紙で質問可 非公表
JMAM 21,890円 返金保証なし 3級・2級 レポート添削4回(3級コース) 非公表
色彩検定協会(A・F・T) 16,500円 返金保証なし 3級 添削課題3回+修了試験問題1回 非公表
オンスク.JP 1,078円〜(月額) 返金保証なし 3級・2級 質問対応の案内なし 非公表
産業能率大学 総合研究所 20,900円 返金保証なし 3級 知識確認テスト8回/添削3回 非公表
ヒューマンアカデミー通信講座 57,200円 返金保証なし 3級・2級 添削9回/学習アプリで進捗管理 非公表

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※価格は2026年7月時点・すべて税込です。

教育訓練給付金は、掲載している10社とも対象外です。その理由と、代わりに費用を抑える手は教育訓練給付金のセクションで確認できます。

返金保証や合格保証の細かい条件は表に収まりません。適用のハードルまで知りたい場合は返金保証・合格保証のセクションを確認してください。

目的で選ぶ色彩検定の通信講座5選

10社のなかから、目的がはっきりしている人に特におすすめしたい5講座を紹介します。自分の状況にいちばん近い説明を探してみてください。

資格のキャリカレ|こんな人におすすめ:質問しながら進めたい人、落ちたときの保険がほしい人

質問はサポート期間中であれば無料で何度でも受け付けており、回数を気にせずに聞けます。さらに不合格時の全額返金保証が付くのは、掲載10社ではこの講座だけです。

独学で一度つまずいた経験がある人ほど、この2つが効いてきます。

色彩生活カラースクール|こんな人におすすめ:1級やUC級まで視野に入れている人

3級から1級2次、UC級までカバーする数少ないスクールです。2級・3級・UC級はマンツーマンの直前対策レッスンで受けられます。

決め手になるのは実績の出し方でしょう。2015〜2024年の10年分のスクール生の合格率を、級別の数値で公表しています(色彩生活カラースクール公式サイト)。

色とカタチのカラースクール|こんな人におすすめ:教材を読むだけでは不安が残る人

定員8名のオンライン授業で、講師とその場でやり取りしながら進みます。

質問はLINEまたはメールで受け付け、遅くとも12時間以内に回答するとの記載もあります。通学せずに「聞ける相手」を確保したい人に向く形です。

クリエ・スクール|こんな人におすすめ:迷ったら、まずここを基準に比べたい人

価格・教材・サポート・保証のどれかが極端に欠ける、ということがない講座です。

2級までまとめて狙う2・3級対策が38,500円(税込)で、全コースに合格保証制度が付きます。候補の基準点に置くと、他社の高い安いが判断しやすくなります。

資格の大原|こんな人におすすめ:教材の量で安心したい人

色彩検定公式テキストに、大原オリジナルの問題集とWebポイント講義、直前対策模擬試験まで含む構成です。

配色カード199aも同梱されており、手を動かす教材が最初からひととおり届く状態で始められます。

色彩検定の通信講座を6つの視点で比べた早見表

講座選びで迷いやすいポイントは、大きく6つです。どの記号が何を指すのかを先に押さえると、このあとの早見表が読みやすくなります。

視点
受講料の安さ
(3級から始めるときの税込額)
2万円未満 2万円台〜4万円未満 4万円以上または別途入学金が必要
教材・講義の充実 公式テキストと配色カードを含む教材一式+映像講義かライブ授業 教材一式は含むが映像講義なし 公式テキスト・配色カードは各自で用意
添削・質問のサポート 質問が回数無制限、またはライブ授業やLINE等で直接やり取りできる 添削が複数回あり質問窓口も案内されている 添削やテスト採点が中心で質問の受付方法までは案内がない
返金・合格保証 不合格時の全額返金保証があり適用条件が公式に明記 合格保証制度があるが条件は問い合わせ案内 設定なし
合格実績の公表姿勢 受講者を母数とする合格率を数値で公表 合格者の声や表彰など実績を裏づける情報を掲載 講座としての公表なし
対応級の幅 1級またはUC級まで対応 3級と2級の両方に対応 3級のみ

気になる視点の列を縦に追うと、その項目に厚みのある講座を拾いやすいはずです。

講座名 受講料の安さ 教材・講義 添削・質問 返金・保証 実績の公表 対応級 ひとことでの強み
資格のキャリカレ 質問無制限と全額返金保証
色彩生活カラースクール 1級2次とUC級までカバー
色とカタチのカラースクール 定員8名のオンライン少人数授業
クリエ・スクール 6つの視点に穴がないバランス型
資格の大原 公式テキストにWeb講義と問題集
JMAM 映像教材つきで2万円台前半
色彩検定協会(A・F・T) 試験を実施する団体がつくった3級講座
オンスク.JP 10社で最も低い月額から試せる定額制
産業能率大学 総合研究所 3級を24時間で仕上げる設計
ヒューマンアカデミー通信講座 添削9回で提出の機会が多い

△が並ぶ講座にも、はっきりした使いどころがあります。オンスク.JPは月1,078円(税込)から試せるので、色彩の勉強が自分に合うかを確かめる入口として便利です。

産業能率大学総合研究所は標準学習時間を24時間に置いた設計で、3級を短期間で仕上げたい人に向きます。どこに厚みがあるかの目印として、自分が外せない視点の列から見てみてください。

色彩検定の通信講座10社の詳しい比較レビュー

ここから10社を1つずつ見ます。料金プラン、教材、サポート、保証の順に並ぶので、気になる講座だけを拾い読みしても大丈夫です。

資格のキャリカレ「カラーコーディネーター資格取得講座(AFT色彩検定®対応)」

全額返金あり

サポートの手厚さで選ぶなら、まず名前が挙がる講座です。質問の回数に上限がなく、不合格だったときの全額返金保証まで用意されています。

キャリカレのプランと料金

コースは3つありますが、違いは学習サポート期間だけ。教材・サービス・サポート内容は全コース共通だと公式に明記されています。

サポート期間が1年2ヶ月のAコース64,700円(税込)、1年1ヶ月のBコース59,700円、1年のCコース54,800円(税込)という並びです。

仕事や育児と並行して長めに見てほしいならA、費用を抑えて走り切るならCという選び方になります。時期によって割引が入ることがあるため、申し込む前に公式サイトの表示を見ておくと無駄がありません。

受講料(税込) 54,800円〜(Cコース)
教材・講義 テキスト2冊/練習問題2冊/添削問題1冊/慣用色名単語帳/PCCS新配色カード/色彩トレーニングBOOK/トレーニングシート/映像講義(受講生専用ページで視聴)
質問サポート サポート期間中は無料で何度でも質問可/添削指導あり
返金・合格特典 不合格時の全額返金保証あり(適用条件あり)
合格実績の公表方法 公式サイトの合格者の声
教育訓練給付金 対象外
強み
  • 質問はサポート期間中なら無料で何度でも。回数の上限がない講座は10社のなかでも数えるほどです。
  • 10講座で唯一、不合格時の全額返金保証を設けています。条件は細かいものの、公式に明記されている点は評価できます。
  • 映像講義とPCCS新配色カードまで教材一式が揃い、別に買い足す前提になっていません。
注意点
  • 3級だけを狙う単科コースがなく、いちばん安いCコースでも54,800円(税込)から。まず3級だけ試したい人には割高に感じられます。
  • 全額返金保証は条件が細かい設計です。添削問題の平均得点率70%以上、最後の添削提出が試験日20日前まで消印有効、受験票コピーの事前送付、教材一式の返送、欠席は理由を問わず対象外といった条件がそろって初めて適用されます(詳細は返金保証のセクション)。

キャリカレの公式サイトには、この講座で学んだ合格者の声が掲載されています。

資格のキャリカレの公式サイトはこちら

色彩生活カラースクール「色彩検定合格講座(1級・2級・3級・UC級)」

1級2次やUC級まで面倒を見てもらえる、掲載10社では珍しい立ち位置のスクールです。2級・3級・UC級はオンラインLIVEのマンツーマンで進みます。

色彩生活カラースクールのプランと料金

2級・3級・UC級は直前対策レッスンが受け皿になります。50分5,500円/70分7,700円/90分9,900円(いずれも税込)という時間単位の設定で、受検級とレッスン時間を組み合わせて内容を決める形です。

1級を本気で取りにいくなら色彩検定1級合格講座(入学金33,000円+受講料253,000円・税込)。1次に手応えがあって2次だけ固めたい人には色彩検定1級2次合格講座(入学金16,500円+受講料93,500円・税込)という入口も用意されています。どちらもオンラインと通学から選べます。

受講料(税込) 5,500円〜(直前対策レッスン50分)
教材・講義 テキスト等は各自で用意/1級合格講座は全15回・120分/回(1次対策11回+2次対策4回)/オンラインまたは通学
質問サポート オンラインLIVEでリアルタイムに質疑応答/無料相談会あり
返金・合格特典 なし
合格実績の公表方法 2015〜2024年の10年でスクール生の合格率を級別に公表
教育訓練給付金 色彩検定対策の各講座は対象外
強み
  • 1級2次とUC級まで対応する数少ない講座の一つ。3級から段階を上げて同じ講師に見てもらえます。
  • スクール生を母数とする合格率を10年分の数値で公表しています(1級95%・2級96%・3級100%・UC級100%、1級2次は同10年間で100%)。
  • 直前対策レッスンはマンツーマンなので、受検級とレッスン時間の組み合わせで内容を調整できます。苦手な単元だけを潰す使い方も可能です。
注意点
  • 公表されている合格率は、母数の実人数が公式ページに記載されていません。他社の数字と同じ物差しで比べるのには向かない点は押さえておきたいところです(合格率のセクション)。
  • 1級2次合格講座には受講条件があります。前年度までに1級1次に合格しているか、受講する年度の冬期検定で1級を受検する人が対象です。

色彩生活カラースクールの公式サイトはこちら

色とカタチのカラースクール「色彩検定オンライン対策講座」

すべてオンラインで完結しながら、少人数の双方向授業が受けられるスクールです。教材を一人で読み進めるのが苦手な人に向きます。

色とカタチのカラースクールのプランと料金

級ごとに「じっくり」と「直前」の2型が用意されています。3級はじっくり対策36,300円直前対策16,500円(いずれも税込)、2級はじっくり44,000円直前ポイント22,000円という構成です。

1級はじっくり対策125,950円(税込)が本線です。単発で使うなら1級2次対策49,500円(税込)、1級1次直前33,000円、1級2次直前ポイント24,200円と細かく分かれています。基礎から積み上げるならじっくり、独学の仕上げに使うなら直前と考えると選びやすくなります。

受講料(税込) 36,300円(3級じっくり対策講座)
教材・講義 すべてオンライン開催/3級じっくりは定員8名・全5回/受検級の公式テキストと日本色研カラーカード199aは各自準備
質問サポート オンライン双方向授業/LINEまたはメールで質問可・遅くとも12時間以内に回答/欠席回は録画視聴可
返金・合格特典 なし
合格実績の公表方法 色彩検定協会から2019年度より5年連続で表彰/公式サイトに受講者の声
教育訓練給付金 対象外
強み
  • 定員8名の双方向オンライン授業で、通学せずに直接質問できる数少ない選択肢です。分からない箇所をその場で解消できます。
  • 色彩検定協会から2019年度より5年連続で表彰されています。合格率の数値とは別の形で、指導の積み重ねが確認できる材料です。
  • 独学で進めてきた人が、仕上げに直前講座だけを単発で使えます。3級直前16,500円(税込)から選べるのは使い勝手のよい設計です。
注意点
  • 公式テキストとカラーカード199aは各自で用意します。講座内で使うカラーテキストにも2,200円(税込)が別途かかるため、受講料に上乗せして考えておきましょう。
  • キャンセル料の規定が厳しめです。講座開始7日前から当日・初日、および連絡なしの不参加は100%。それ以前であれば無料です。

色とカタチのカラースクールの公式サイトには、受講者の声が掲載されています。

色とカタチのカラースクールの公式サイトはこちら

クリエ・スクール「色彩検定2・3級対策通信講座 合格保証制度つき」

価格・教材・サポート・保証のどこにも大きな穴がない、バランスのよい通信講座です。ここを最初に見ておくと、他社の個性がどこにあるのかを掴みやすくなります。

クリエ・スクールのプランと料金

2級までまとめて狙うなら2・3級対策38,500円(税込)が中心です。標準学習期間は約3〜4ヶ月、受講有効期限10ヶ月、課題提出は全8回という設定になっています。

まず3級だけ試すなら3級対策19,800円(税込)、3級を持っていて2級から始めるなら2級対策23,100円。こちらはいずれも約2ヶ月・有効期限8ヶ月・課題全4回です。加えて、講座紹介動画を最後まで視聴すると受講料10%OFF、3級修了者が2級へステップアップする場合も10%OFFという特典があります。

受講料(税込) 38,500円(色彩検定2・3級対策通信講座)
教材・講義 ワーク編とテスト編のテキスト/課題提出は2・3級対策が全8回、単科が全4回/標準学習期間 約3〜4ヶ月(受講有効期限10ヶ月)
質問サポート 色彩検定協会認定講師や現場のカラーコーディネーターが添削と質問に対応/提出は郵送・FAX・メールから選択可/受講生限定の無料直前対策セミナーあり
返金・合格特典 全コースに合格保証制度(適用条件・保証内容は要問い合わせ)
合格実績の公表方法 公式サイトに修了生の声
教育訓練給付金 対象外
強み
  • 6つの視点で△が一つもない、穴の少ないバランス型です。どれかを大きく諦める必要がありません。
  • 添削と質問に答えるのが、色彩検定協会認定講師や現場で活躍するカラーコーディネーター。実務の視点からの返答が期待できます。
  • 課題の提出方法を郵送・FAX・メールから選べます。受講生限定の無料直前対策セミナーまで用意されている点も、通信講座としては手厚い部類です。
注意点
  • 合格保証制度は適用条件と保証内容が受講講座によって変わり、公式ページに細則の記載がありません。申し込む前に、返金なのか再受講なのかを問い合わせて確認しておきたいところです。
  • 対応するのは3級と2級まで。1級やUC級を目指すコースは設定されていません。

クリエ・スクールの公式サイトには、修了生の声が掲載されています。

クリエ・スクールの公式サイトはこちら

資格の大原「パックコース(3級コース+2級コース)Web通信」

教材の厚みで選ぶなら候補に入る講座です。公式テキストにオリジナル教材とWeb講義まで乗せた構成になっています。

資格の大原のプランと料金

3級と2級をまとめて狙う中心がパックコース46,200円(税込)です。片方だけなら3級コース23,100円2級コース27,500円(税込)という単科も選べます。

単科を2つ別々に取るより、2級まで通す予定があるならパックのほうが総額は割安です。ひとつ注意したいのが入学金です。大原グループの講座に初めて申し込む場合は、受講料とは別に6,000円(税込)がかかります。

受講料(税込) 46,200円(パックコース/入学金6,000円が別途・初回のみ)
教材・講義 色彩検定公式テキスト【3級編】【2級編】/大原オリジナル問題集【3級編】【2級編】/Webポイント講義(各1回)/Webミニテスト(3級4回・2級5回)/演習問題・直前対策模擬試験/配色カード199a/質問用紙
質問サポート 所定の質問用紙で質問可能
返金・合格特典 なし
合格実績の公表方法 非公表
教育訓練給付金 対象外
強み
  • 公式テキストにオリジナル教材と映像講義まで含む、教材の厚みが際立つ構成です。買い足しを考えずに済みます。
  • Webミニテストが3級4回・2級5回、そこに演習問題と直前対策模擬試験。演習が段階的に組まれているので、理解の穴が早く見つかります。
  • 通年開講なので、始めたいタイミングを試験日から逆算して決められます。開講待ちで足踏みする心配がありません。
注意点
  • 初回申し込み時は入学金6,000円(税込)が別途必要です。受講料に上乗せした金額で予算を組んでおきましょう。
  • 質問は所定の質問用紙による方法が案内されています。チャットで気軽に何度も聞く形ではないため、疑問はまとめて出す進め方が向きます。

資格の大原の公式サイトはこちら

JMAM(J Manavi)「色彩検定3級コース/色彩検定2級コース」

映像教材と配色カードまで含みながら、2万円台前半に収まる通信講座です。大原学園グループとの提携コースとして運営されています。

JMAMのプランと料金

級ごとに分かれた2コース構成です。色彩検定3級コース21,890円(税込)は会員受講料と一般受講料が同額に設定されており、どの立場で申し込んでも金額が変わりません。

2級まで進むなら色彩検定2級コース25,850円(税込)を追加する形になります。

まず3級から始めて、手応えを見てから2級に進む。この階段の上り方が組みやすい価格帯だと言えます。

受講料(税込) 21,890円(色彩検定3級コース)
教材・講義 大原学園グループ提携コース/色彩検定公式テキスト/映像教材(Web講義)/直前対策模擬試験1回/問題集1冊/配色カード199a/3級コースは受講期間4か月・在籍8か月
質問サポート レポート提出・添削4回(3級コース/オンラインテスト添削型)
返金・合格特典 なし
合格実績の公表方法 非公表
教育訓練給付金 対象外
強み
  • 映像教材と配色カードまで含んで2万円台前半に収まる、数少ない構成です。動画で学びたいけれど5万円は出せない、という人の受け皿になります。
  • 大原学園グループ提携コースで、教材の届け先と受講運営を同グループが担当します。教材の中身は資格の大原のラインアップと近い顔ぶれです。
注意点
  • レポートはWeb(PC・スマートフォン・タブレット)からのみ提出でき、郵送提出はできません。紙で書いて送りたい人には合いません。
  • ダウンロードした動画の視聴可能期間は2週間です。映像視聴期間内であれば何度でもダウンロードし直せますが、端末に入れっぱなしで安心はできない仕組みになっています。

JMAMの公式サイトはこちら

公益社団法人 色彩検定協会(A・F・T)「たのしく学ぶ 色彩講座 初級コース」

試験を実施している団体そのものが用意している通信講座です。3級の内容に絞られている分、価格は抑えめに設定されています。

色彩検定協会のプランと料金

プランは実質2区分です。通常16,500円(税込)と、公式テキスト3級編をすでに持っている場合の13,200円が用意されています。

独学のつもりで公式テキストを買ったものの、進め方が分からず止まっている。そんな状態なら、後者の13,200円(税込)から入るのが無駄のない選択になります。

受講料(税込) 16,500円(公式テキスト3級編の所有者は13,200円)
教材・講義 文部科学省認定/色彩検定3級の内容に準じた通信講座/カラーカードを使った配色演習を含む/受講期間6ヶ月・スクーリングなし
質問サポート 提出課題は添削課題3回と修了試験問題1回/添削指導者が採点しコメントを記入して返送
返金・合格特典 なし
合格実績の公表方法 講座受講者を母数とする合格率は非公表
教育訓練給付金 対象外
強み
  • 試験を実施する団体そのものがつくっている講座という、他では代えのきかない立ち位置にあります。
  • 文部科学省認定の講座。カラーカードを使った配色演習が組み込まれ、読むだけでは終わらない設計です。
  • 受講期間が6ヶ月と長め。仕事や学業と並行しても、締め切りに追われずに進められます。
注意点
  • カバーするのは3級の内容までです。2級以上を目指すなら、別の講座を用意する必要があります。
  • 質問の受付方法は案内されていません。サポートは添削課題3回と修了試験問題1回が中心なので、疑問をその都度ぶつけたい人には物足りなく映ります。

色彩検定協会(A・F・T)の公式サイトはこちら

オンスク.JP「色彩検定3級講座/色彩検定2級講座(ウケホーダイ対象)」

月額の定額制で、対象講座を横断して受けられるサービスです。色彩検定の勉強が自分に合うかを、少ない負担で試せます。

オンスク.JPのプランと料金

講座を1本ずつ買う形ではなく、定額で受け放題になる仕組みです。月額はウケホーダイ-ライト1,078円ウケホーダイ-スタンダード1,628円(いずれも税込)の2種類があります。

まとめて払う一括プランなら、6ヵ月9,471円(税込)・9ヵ月14,069円・12ヵ月18,557円の3種。6ヵ月3%・9ヵ月4%・12ヵ月5%と月額プランより割安になる設定で、期間が長いほど月あたりの負担が下がります。

受講料(税込) 1,078円〜(月額・ウケホーダイ-ライト)
教材・講義 3級講座は講義動画全29回(約4.5時間)/2級講座は動画33本(約5時間)/音声・講義スライド・慣用色単語帳のダウンロード教材つき/公式テキストは別途用意が必要
質問サポート Web学習・スマホ対応/学習管理・キーワード検索・復習機能/無料体験あり
返金・合格特典 なし
合格実績の公表方法 非公表
教育訓練給付金 対象外
強み
  • 月1,078円(税込)から始められ、10講座のなかで最も低い金額で学習をスタートできる帯にあります。教材費に数万円を投じる前の試運転にちょうどよい価格帯です。
  • 無料体験が用意されており、講義の雰囲気を確かめてから決められます。動画は3級が全29回・約4.5時間なので、通勤時間だけでも一巡させられる分量です。
注意点
  • 公式テキストは受講料に含まれず、別途用意が必要です。配色カードも自分で買う前提になります。
  • 質問対応の案内はありません。疑問を自力で調べながら進める形になるため、独学に近い進め方だと考えておきましょう。
  • 途中でやめたときの扱いはプランで分かれ、月額の定額プランは支払い済み分が返金されません。一括プランは解約できますが、未利用分から解約手数料20%(上限5万円)を差し引いた額の返金になります。

オンスク.JPの公式サイトはこちら

学校法人産業能率大学 総合研究所「色彩検定3級受験」

3級に的を絞り、学習量の見通しを数字で示している通信研修です。短期間で仕上げたい人の選択肢になります。

産業能率大学総合研究所のプランと料金

掲載されている受講料は特別受講料20,900円(税込)の1種類だけです。公式ページはこの区分を「企業や組織を通じて通信研修を受講される場合に適用される受講料種別」と定義しています。

個人として申し込めるかどうかは、事前に確認しておきたいところです。同研究所の個人受講申し込み受付専用サイトは、通信講座24コースと日本英語検定協会提携39コースを扱う構成で、取扱コースが限られています。

受講料(税込) 20,900円(特別受講料)
教材・講義 コースコードB2I2/色彩検定3級公式テキスト1冊/色彩ワークブック1冊/模擬問題1冊/新配色カード/ライセンス・スクウェア/受講期間3か月・在籍期間6か月・標準学習時間24時間
質問サポート 知識確認テスト8回(任意提出・Web専用)/添削3回(コンピューター採点型・Web専用)
返金・合格特典 なし
合格実績の公表方法 非公表
教育訓練給付金 対象外
強み
  • 標準学習時間を24時間と明示している、学習量の見通しが立てやすい設計です。1週間あたり2時間で3か月、という逆算ができます。
  • 公式テキスト・色彩ワークブック・模擬問題・新配色カードが揃い、知識確認テストは8回。手を動かす機会が価格のわりに多く用意されています。
注意点
  • 掲載されているのは企業・組織経由の受講に適用される特別受講料です。個人受講の申し込み窓口は取扱コースが限られるため、申し込み方法を先に確かめてください。
  • リポートは専用Webサイト上で提出する方式で、郵送提出はできません

産業能率大学 総合研究所の公式サイトはこちら

ヒューマンアカデミー通信講座「色彩検定3級・2級パックコース」

3級と2級をひとまとめにしたパック構成で、提出の機会が多いのが持ち味です。教材は一括で届きます。

ヒューマンアカデミー通信講座のプランと料金

コースは色彩検定3級・2級パックコース57,200円(税込)の1本です。3級だけの単科は用意されていないため、2級まで通す前提で選ぶ講座になります。

一度に払うのが難しい場合は分割払いという手もあります。公式に示されている例は初回3,894円、2回目以降は月々3,200円×15回(いずれも税込)。受講料に教材費が含まれ、別途用意するものはないと公式FAQに明記されている点も、予算を組むうえで分かりやすい部分です。

受講料(税込) 57,200円(色彩検定3級・2級パックコース)
教材・講義 色彩検定公式テキスト(3級・2級)各1冊/大原オリジナル攻略ナビテキスト(3級・2級)各1冊/大原オリジナル問題集(3級・2級)各1冊/直前対策答案練習(3級・2級)各1式/配色カード199a 1本/標準学習期間4か月・在籍期間4か月・教材は一括発送
質問サポート 添削回数9回/学習アプリ「assist」で課題・テスト・進捗管理
返金・合格特典 なし
合格実績の公表方法 非公表
教育訓練給付金 対象外
強み
  • 添削9回は、10講座のなかで提出の機会が最も多い部類です。区切りが多いほど手が止まりにくく、進み具合も自分で把握できます。
  • 受講料に教材費が含まれ、別途用意するものはないと公式に明記されています。買い足しの心配がありません。
  • 分割払いの具体例が示されているため、月々の負担を先に把握したうえで申し込めます。
注意点
  • 3級だけを狙う単科コースがなく、57,200円(税込)のパックコースからになります。3級だけで十分な人には過剰かもしれません。
  • 在籍期間が4か月で、標準学習期間と同じ長さです。学習を後ろ倒しにしにくいため、申し込むタイミングは試験日から逆算して決めたいところです。

ヒューマンアカデミー通信講座の公式サイトはこちら

色彩検定の通信講座の選び方

10社を見比べてもまだ決まらないときは、次の3つの順番で絞ると早く片づきます。狙う級、学習スタイル、サポートの型。この順で削っていくと、残る候補は自然と2〜3社になります。

1. 狙う級で選ぶ

3級だけなら選択肢は広く、色彩検定協会の16,500円や産業能率大学総合研究所の20,900円(いずれも税込)といった2万円前後の講座が使えます。2級まで通すなら、3級・2級のパックがある講座に絞ったほうが総額は安めです。

1級やUC級まで見据えるなら、候補は一気に狭まります。掲載10社で1級2次まで対応するのは色とカタチのカラースクールと色彩生活カラースクールの2社だけだからです。

2級は3級の内容を前提に、出題の幅が広がる級です。テキストが別々に届く講座より、はじめから2級まで組まれた講座のほうが積み上げの流れが途切れにくくなります。

2. 学習スタイルで選ぶ

テキストを自分のペースで読み進められるなら、教材型が向いています。資格の大原やJMAM、ヒューマンアカデミー通信講座のように、教材一式が届いて自分で回す形です。

決まった日時に授業がないと続かないタイプなら、ライブ授業型を選びます。色とカタチのカラースクールの定員8名のオンライン授業や、色彩生活カラースクールの直前対策レッスンがこの型にあたります。

通信講座で最も多い離脱の理由は、内容の難しさではなく手が止まることです。提出の締め切りや授業の予定が入っているほうが、結果として最後まで進みます。

3. サポートの型で選ぶ

同じ「サポートあり」でも中身は別物です。キャリカレのように質問が回数無制限の講座、ヒューマンアカデミー通信講座のように添削9回で提出の機会が多い講座、オンスク.JPのように質問対応の案内がなく自力で進める講座と、はっきり分かれます。

色彩は「なぜこの配色が正解なのか」でつまずきやすい分野です。そこを聞ける相手がいるかどうかが、仕上がりの差になって出てきます。

色彩検定は3級・2級・1級・UC級のどれを受ける?1級2次まで対応する講座は限られる

色彩検定には4つの級があり、どこから入るかで必要な講座が変わります。とくに1級は、構造そのものが他の級と違う点を先に知っておきたいところです。

どの級から受けるか。 2025年度の志願者数を見ると、いちばん多いのは3級で25,947人、次いで2級が14,469人でした。1級は2,487人、UC級は3,893人です。

つまり大半の人は3級か2級から入っていることになります。色の勉強が初めてなら3級、デザインや接客で色を扱った経験があるなら2級から。この入り方が実態に沿った選択です。

1級だけ構造が違います。 実施は冬期のみで、1次と2次が別の日に行われます。合格率も58.6%と、他の級より1割以上低い水準です。

さらに2026年から2次試験の形式が一部変わりました。ただし難易度やおおよその問題数に変更はないと色彩検定協会が明記しています。細かい出題の中身は年度で動くため、受検を決めたら公式サイトのお知らせを確認してください。

1級2次に対応する講座は限られます。 掲載10講座のうち、1級2次まで面倒を見てもらえるのは2社だけです。

色とカタチのカラースクールには1級2次対策講座(税込49,500円・定員5名・全4回)と1級2次直前ポイント講座(24,200円)があります。色彩生活カラースクールの色彩検定1級2次合格講座は入学金16,500円+受講料93,500円(税込)で全6回という構成です。

後者には受講条件があります。前年度までに1級1次に合格しているか、受講する年度の冬期検定で1級を受検する人が対象なので、申し込む前に自分が該当するかを確かめてください。

UC級という選択肢もあります。 色のユニバーサルデザインを扱う級で、2025年度の志願者数は3,893人、合格率は76.6%でした。

対応する講座は10社中1社、色彩生活カラースクールの直前対策レッスンだけです。3級と並行して受けやすい級なので、興味があれば公式サイトで出題の範囲を見てみてください。

3級だけなら選択肢は広がります。 色彩検定協会と産業能率大学総合研究所は3級のみの対応で、その分だけ価格も抑えめです。逆に2級まで通す予定があるなら、最初からパックのある講座を選んだほうが結局は安く済みます。

色彩検定・パーソナルカラリスト検定・カラーコーディネーター検定は別の試験

講座を探していると、名前のよく似た検定が次々に出てきます。どれも「色の資格」と呼ばれ、講座名も「カラーコーディネーター講座」でよく似ているため、混同が起きやすい状況です。

気をつけたいのは、講座名に色彩検定と書かれていなくても、実際の目標資格が別の検定である場合があるという点です。ページの見た目や講座名だけでは判断がつきません。

主催団体を並べると、違いがはっきりします。

検定名 主催団体 この記事での扱い
色彩検定 公益社団法人 色彩検定協会 この記事が扱う検定
パーソナルカラリスト検定 一般社団法人 日本カラリスト協会 対象外
カラーコーディネーター検定試験 東京商工会議所 対象外

どれが上でどれが下、という話ではありません。主催する団体が違い、目指すゴールも違う。それだけのことです。

自分が取りたいのがどれなのかを決めておけば、講座選びで迷う場面は減ります。

では、申し込む前に何を見ればよいのでしょうか。答えはシンプルで、講座ページの「目標資格」の欄を読むことです。

たとえば大手のカラーコーディネート講座のなかには、公式ページに「(一社)日本カラリスト協会主催のパーソナルカラリスト検定2・3級の取得が目指せます」と明記しているものがあります。ページ内で「パーソナルカラリスト検定」は4回登場する一方、「色彩検定」の記載は1回だけ。狙っている資格がどちらなのかは、この登場のしかたにも表れます。

受講料を払う前に、目標資格の欄に「色彩検定」と書かれているかを見る。 この一手間だけで、数万円分の遠回りを避けられます。

色彩検定の合格率は級ごとにどれくらい?講座の「合格率」との違い

合格率という言葉は、検定側が出す数字と講座側が出す数字で意味がまったく違います。混同を避けるため、まずは検定側の数字から。

志願者数(2025年度) 合格率
3級 25,947人 75.7%
2級 14,469人 72.2%
1級 2,487人 58.6%
UC級 3,893人 76.6%

ここで押さえておきたいのが分母です。色彩検定協会の「検定データ」ページに載っているのは志願者数であり、実際に受検した人の数は掲載されていません。

申し込んだものの当日欠席した人も、この分母に含まれる計算です。つまり会場まで行った人だけで見れば、合格の割合はもう少し高くなる可能性があります。数字を読むときは、この含みを頭に置いておくと過度に身構えずに済みます。

講座側の合格率は、ほとんど公表されていません。 掲載10講座のうち、受講者を母数とする合格率を数値で出しているのは1社だけです。

その1社である色彩生活カラースクールは、2015〜2024年の10年でスクール生の合格率を1級95%・2級96%・3級100%・UC級100%と公表しています(同スクール公式サイト)。ただし母数の実人数が公式ページに記載されていないため、他社と同じ物差しで比べることはできません。

数値以外の形で実績を示している講座もあります。色とカタチのカラースクールは、色彩検定協会から2019年度より5年連続で表彰されている旨を掲載しています。合格率とは別の指標として見るべき情報です。

だから合格率で講座を選ぶのは、あまり意味がありません。 講座ごとに受講者の層も違えば、集計の方法も違います。

数値が並んでいても、同じ条件で測った数字とは限らない。 ここを踏まえずに高い順で並べると、判断を誤ります。公表しているかどうかは情報開示の姿勢を測る目安にはなりますが、それだけで優劣が決まるわけではありません。

色彩検定の通信講座に教育訓練給付金は使える?

結論から言うと、この記事で扱う10講座はすべて教育訓練給付金の対象外です。

ポイント 内容
指定の単位 スクールではなく講座(コース)ごとに指定される
掲載10講座の色彩検定コース 厚生労働省の検索システムにも各社の給付金案内にも、対象として出てこない
色彩生活カラースクールの指定講座 マスターコースのみで、色彩検定対策の講座とは別
確かめるタイミング 申し込む前(給付金には申込期限があるため)

厚生労働省の教育訓練給付金 検索システムで「色彩」「色彩検定」「カラーコーディネーター」の3語を引いても、色彩検定対策の通信・オンライン講座は指定講座に出てきません。通学昼間・夜間・土日、通信郵送、eラーニングと実施方法をすべて変えても、結果は同じです。

各社の公式サイトにある給付金案内にも、色彩検定の講座を対象として挙げているところはありませんでした。

例外に近い形が1つだけあります。色彩生活カラースクールは指定講座を持っていますが、それはマスターコース(訓練期間12ヶ月・訓練経費468,369円)であり、色彩検定対策の講座とは別のコースです。

ここに、給付金を調べるときのコツが表れています。指定はスクール単位ではなく講座単位ということです。同じスクールの名前が検索に出てきても、自分が申し込もうとしているコースが対象とは限りません。

なお給付金を使う場合は、申込期限にも注意が必要です。受講する年度のコースで期限内に申し込めるかどうかを、公式サイトで確認してから手続きを進めてください。

給付金が使えない以上、費用は表示どおりにかかります。それでも負担を軽くする手はいくつか残っています。

  • 定額制で始める。オンスク.JPなら月1,078円(税込)から。まず色彩の内容が自分に合うかを試せます。
  • 必要な級だけ単科で買う。資格の大原の3級コース23,100円、クリエ・スクールの3級対策19,800円(税込)、JMAMの色彩検定3級コース21,890円など、3級だけなら2万円前後で収まります。
  • 説明会動画の視聴で10%OFF。クリエ・スクールは講座紹介動画を最後まで見ると受講料が1割引きになり、3級修了者の2級ステップアップにも同じ割引が適用されます。
  • 公式テキストをすでに持っているなら割安な区分を使う。色彩検定協会の講座は、公式テキスト3級編の所有者向けに13,200円(税込)という設定があります。
  • 分割払いで月々の負担を下げる。ヒューマンアカデミー通信講座は初回3,894円、2回目以降が月々3,200円×15回(いずれも税込)という例を示しています。
  • 割引の時期を待つ。キャリカレは時期によって割引が入ることがあるため、急ぎでなければ公式サイトの表示を何度か見てから決める手もあります。

返金保証・合格保証がある色彩検定講座と、その条件

掲載10講座のうち、不合格時の全額返金保証があるのはキャリカレ、合格保証制度があるのはクリエ・スクールです。残る8社に返金保証や合格特典の設定はありません。

講座 返金・合格保証の扱い
資格のキャリカレ 不合格時の全額返金保証あり(適用条件は下記)
クリエ・スクール 全コースに合格保証制度(細則は問い合わせ案内)
色彩生活カラースクール 返金保証・合格特典の設定なし
色とカタチのカラースクール 返金保証なし(キャンセル料の規定あり)
資格の大原 返金保証・合格特典の設定なし
JMAM 返金保証・合格特典の設定なし
色彩検定協会(A・F・T) 返金保証・合格特典の設定なし
オンスク.JP 返金保証なし(一括プランは解約時に規定の算定式で返金)
産業能率大学 総合研究所 返金保証・合格特典の設定なし
ヒューマンアカデミー通信講座 返金保証・合格特典の設定なし

キャリカレの全額返金保証は、条件が細かく決まっています。適用されるのは次のすべてを満たした場合です。

  • 教材到着日から1年以内に実施される色彩検定協会主催のAFT色彩検定3・2級のいずれかを受検し、不合格であること
  • 支払いの遅延がないこと(一括振込は教材到着後8日以内・到着日を含む)
  • サポート期間内にすべての添削問題を修了し、最後の添削問題の提出日が試験日から20日前までの消印有効であること
  • 添削問題の平均得点率が70%以上であること
  • 試験日から5日前までの消印で、受験票のコピーを事前に送付すること
  • 不合格時は合否通知書のコピーと教材一式を、合格発表日から14日以内の消印で返送すること(教材は一部でも欠けると受付不可・返送料は受講者負担)
  • 試験を欠席した場合は理由を問わず対象外
  • 利用は1受講につき1回で、申請した試験のみに適用

読んで分かるとおり、思いつきで使える制度ではありません。添削を全部出し、得点率も維持し、書類の期限も守る。その全部をこなせる人は、たいてい合格しているというのが実際のところです。

制度があるかどうかより、条件を最後まで満たせる進め方が自分にできるか。そこで判断するほうが現実的です。

クリエ・スクールの合格保証制度は、全コースに付いています。ただし適用条件と保証内容は受講講座によって変わり、公式ページに細則の記載がありません。

問い合わせで確認する形になっているため、申し込む前に「返金なのか、再受講なのか」を含めて聞いておきたいところです。ここを確かめずに申し込むと、いざというときに期待していた内容と違う可能性があります。

保証がない8社を選ぶときの見方にも触れておきます。保証は使う可能性のある保険であって、条件を満たせなければ機能しません。

保証の有無より、自分が最後まで進められる形かどうかで選ぶほうが、結果につながります。締め切りがあると動けるのか、いつでも聞ける相手が必要なのか。そこを基準にしたほうが、保証を使わずに済む確率が上がります。

色彩検定の通信講座に関するよくある質問

色彩検定の通信講座は何を基準に比べればいいですか?

順番を決めておくと迷いません。まず狙う級で絞ります。3級だけなら2万円前後の講座まで候補に入りますが、1級2次やUC級まで見るなら候補は2社まで狭まります。
次にサポートの型です。質問が無制限なのか、添削中心なのか、自力で進める形なのかで使い勝手が変わります。
価格を見るのは最後で構いません。6つの視点で並べた早見表を使うと、この3ステップを一度に確認できます。

色彩検定の通信講座ランキングはそのまま信じてよいですか?

見るべきポイントは3つあります。何を基準にした順位なのかが書かれているか。合格率が載っているなら、その母数の定義が示されているか。広告の枠と評価が区別されているか。
とくに合格率には注意が必要です。掲載10講座のうち受講者を母数とする合格率を数値で公表しているのは1社だけで、その1社も母数の実人数を公開していません。
数字が並んでいても比較の土台がそろっているとは限らない点は、合格率のセクションで詳しく扱っています。

色彩検定は独学と通信講座のどちらがおすすめですか?

3級だけなら独学も十分に成立します。2025年度の合格率は75.7%で、検定料は7,000円(税込)。落ちても致命傷にはなりません。
ただし独学でも公式テキストと配色カードは買う必要があるため、費用差は思ったほど開かない場合があります。
独学に近い金額の講座もあります。月1,078円(税込)から試せるオンスク.JPや、公式テキスト所有者向けに13,200円の区分がある色彩検定協会の講座です。まずはこのあたりで様子を見るのも手です。

色彩検定に予備校(通学スクール)は必要ですか?

必ずしも通う必要はありません。通学しなくても双方向で教わる形が用意されているからです。
色とカタチのカラースクールは定員8名のオンライン授業、色彩生活カラースクールは2級・3級・UC級のマンツーマンレッスンで、どちらも講師とその場でやり取りできます。
とくに1級2次まで見据えるなら、この型が現実的な候補になります。対応状況は級の選び方のセクションで確認してください。

色彩検定は3級を飛ばして2級から受けられますか?

受検できる級の条件については、色彩検定協会の公式サイトの案内で確認してください。
講座側の対応状況で言えば、3級のみが2社、3級と2級の両方に対応するのが6社、1級やUC級まで見るのが2社という内訳です。
2級まで通す予定があるなら、はじめから2級まで組まれた講座を選ぶと積み上げが途切れにくくなります。2級は3級の内容を前提に出題の幅が広がるためです。

色彩検定の通信講座に教育訓練給付金は使えますか?

この記事で扱う10講座は、すべて対象外です。厚生労働省の検索システムで調べても、色彩検定対策の通信・オンライン講座は指定講座に見当たりません。
ただし対象外であることと講座の質は別の話です。価格やサポートで選ぶ余地は十分にあります。
指定が講座単位である理由と、費用を抑える代わりの手は教育訓練給付金のセクションをご覧ください。

色彩検定1級の2次試験は通信講座で対策できますか?

できますが、選べる講座は限られます。掲載10講座のうち1級2次に対応するのは2社です。
色とカタチのカラースクールには1級2次対策講座(税込49,500円・定員5名・全4回)があり、色彩生活カラースクールには色彩検定1級2次合格講座(入学金16,500円+受講料93,500円・税込/全6回)が用意されています。
後者には受講条件があり、前年度までに1級1次に合格しているか、受講する年度の冬期検定で1級を受検する人が対象です。詳しくは級の選び方のセクションをご覧ください。

まとめ

色彩検定の講座選びで効いてくるのは、順位ではなく狙う級とサポートの型です。ここさえ決まれば、10社は自然と2〜3社まで絞れます。

  • 狙う級で候補が決まる。3級だけなら2万円前後から選べ、1級2次やUC級まで見るなら候補は2社に絞られる
  • 価格差の正体はサポートの型。教材が届くだけの形と、講師とやり取りできる形では、同じ講座名でも中身が違う
  • 合格率で講座は選べない。受講者を母数とする合格率を数値で公表しているのは10社中1社で、その母数の実人数も公開されていない
  • 保証があるのは2社だけ。キャリカレの全額返金保証は条件が細かく、クリエ・スクールの合格保証は細則が問い合わせ扱い
  • 給付金は使えない。10社とも対象外なので、費用は表示どおりにかかると考えて予算を組む

価格帯ごとに整理すると、使い分けはもっとはっきりします。月1,078円(税込)から始めて適性を確かめる形、2万円前後で3級を仕上げる形、5万円台でサポートごと任せる形。この3つのどれに自分が当てはまるかを考えると、判断が速くなります。

10社を並べて分かるのは、迷いの原因が価格よりも情報の粒度にあることです。同じ「サポートあり」でも、質問が無制限の講座と添削だけの講座では使い勝手がまるで違います。見るべき欄を先に決めておくと、比較はぐっと短時間で終わります。

給付金が使えない分、受講料はそのままかかります(給付金のセクション)。

だからこそ、見積もりは受講料だけで作らないのがコツです。検定料が別に必要で、大原のように入学金6,000円(税込)が加わる講座もあります。申し込み画面の合計金額まで進んで確認すると、後から想定が崩れません。

次の一歩は、候補を2〜3社に絞ることです。そのうえで各社の公式サイトを開き、価格と申し込み条件、対応している級を自分の目で確かめてください。講座の中身は年度によって更新されるため、最後の確認だけは公式サイトで行うのが確実です。

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