本記事にはプロモーション(広告)を含みます。掲載内容は各公式サイトの情報を基にしています。
就職や転職で有利な資格がほしい、保険や年金・住宅ローンといった家計の判断を自分で見直したい、育児や仕事の合間に将来へつながる勉強を始めたい。FP(ファイナンシャルプランナー)の通信講座を探す理由は人それぞれです。いざ並べてみると価格の幅に驚くはずで、3級中心なら数千円台、2級対策でもWeb申込なら2万円台から始められる講座がある一方、対面サポートまで含むコースは20万円を超えます。
金額もサポートも幅が広いぶん、順位の高い1社を探すより、自分の目的に合う講座を選ぶほうが近道です。この記事では主要10社を同じ6つの視点で横並びにしています。順位ではなく◎○△の早見表と向き不向きを手がかりに、自分に合う講座を見比べてみてください。
読み終えるころには、予算と学習スタイルに合う講座が2〜3社まで絞り込めるはずです。まずは10社を一覧で確認します。
- FP(ファイナンシャルプランナー)とは|取得のメリットと難易度・勉強時間
- FP試験の基本情報
- FP通信講座おすすめ10社の比較一覧
- 特におすすめのFP通信講座5選
- 6つの視点で見るFP通信講座の早見表
- FP通信講座10社の詳細レビュー
- 目的別のFP通信講座の選び方
- FP講座の合格率は各社で算出方法が違う
- 教育訓練給付金でFP講座は実質いくら?対象講座と申請の流れ
- 返金保証・合格特典があるFP講座と適用条件
- FPの級と資格体系(3級・2級・AFP・CFP)と実施団体の違い
- FP通信講座に関するよくある質問
- まとめ|自分に合うFP通信講座の選び方
FP(ファイナンシャルプランナー)とは|取得のメリットと難易度・勉強時間
FP(ファイナンシャルプランナー)は、家計や保険、年金、資産づくりといったお金の設計を幅広くサポートするお金の専門家です。国家資格としてFP技能士があり、入門の3級から実務レベルの2級、上級の1級まで段階が分かれています。まずは「暮らしとお金の全体像を体系的に学べる資格」とイメージすると分かりやすいはずです。
取得すると、金融・保険・不動産といった仕事で顧客への提案に直接活かせます。仕事だけでなく、自分自身の家計の見直しや保険選び、年金・老後資金の判断にも役立つのがFPの特長です。学んだ知識がそのまま日常のお金の意思決定に返ってくるため、実生活での手応えを感じやすいです。
難易度は級によって差があり、3級は合格率が高めで、初学者でも挑戦しやすい部類に入ります。2級は3級より踏み込んだ内容になり、合格率は中程度です。いきなり2級から狙う人もいますが、多くの人は3級で土台を作ってから2級へ進みます。
勉強時間の目安は、3級で一般に約30〜60時間、2級で一般に約150〜300時間とされることが多いです。基礎知識がある人や集中して取り組める人は、独学でも十分に狙えます。範囲が広がる2級や効率よく進めたい場面では、通信講座を使い分けると学習のペースを保ちやすくなります。
FP試験の基本情報
FP技能検定を実施しているのは、日本FP協会ときんざい(金融財政事情研究会)の2つの団体です。どちらで受検しても取得できる資格は同じ「FP技能士」ですが、実技試験で選べる業務が団体ごとに異なります。
FPの資格は3級・2級・1級と段階があり、通信講座の多くが扱うのは3級と2級です。3級は入門にあたり、家計や保険、年金、税金、不動産、相続といった暮らしのお金の基礎を幅広く学びます。2級はその内容を実務寄りに深めた位置づけで、就職や転職で評価されやすいのは2級以上です。
3級で学ぶ内容は日常のお金の判断に直結するため、資格取得後も実生活で活かしやすいです。2級はそれぞれの分野を掘り下げ、相談業務や実務で使える知識まで踏み込みます。仕事で活かすことを考えるなら、2級まで取得しておくと選択肢が広がるはずです。
試験は学科と実技に分かれます。学科は共通で、実技は受検する団体と業務を選ぶ形です。
日本FP協会は「資産設計提案業務」、きんざいは「個人資産相談業務」や「生保顧客資産相談業務」を扱います。学びたい範囲や講座の対応団体に合わせて選ぶと迷いにくくなるはずです。
3級と2級はCBT方式(コンピュータを使った試験)で受けられます。パソコンの画面で解答する形式のため、講座のネット模擬試験でCBTに慣れておくと本番で戸惑いにくくなります。紙の試験に慣れた人ほど、画面での操作は事前に練習しておくと安心です。
2級を受検するには、3級合格や実務経験のほか、AFP認定研修を修了するルートがあります。3級を持っていなくても、認定研修対象コースを修了すれば2級の受検資格が得られる仕組みです。学科と実技の両方に合格すると、その級のFP技能士として認定されます。
試験の実施時期や受検手数料は変わることがあるため、申し込みの前に日本FP協会ときんざいの公式サイトで確認してください。参考として、直近では3級・2級ともにCBT方式での受検が案内されています。
FP通信講座おすすめ10社の比較一覧
FPの通信講座は数多くありますが、この記事では知名度が高く、比較検討の候補に挙がりやすい主要10社を紹介します。まず全体像として、受講料・教育訓練給付金の対象可否・合格実績の公表方法・返金や特典・質問サポートの5点を並べた比較表です。気になる項目から目を通すと、候補を絞り込みやすくなります。
まずは受講料を総額(税込)で見てみてください。給付金の対象なら、ここからさらに2割ほど下がります。合格実績の欄は各社で公表の形が違うので、数字の大小だけで優劣を決めないほうが、迷いにくくなります。
| 講座名 | 受講料(税込) | 実技対応 | 給付金 | 合格実績 | 返金・特典 | 質問サポート |
|---|---|---|---|---|---|---|
| フォーサイト | 65,800円 | 協会 | 対象 | 合格率(アンケート) | 受講特典 | 無料質問15回 |
| ユーキャン | 66,000円 | 協会 | 対象 | 合格者数 | なし | 1日3問+添削8回 |
| アガルート | 76,780円 | 両方 | 対象外 | 合格率(アンケート) | 全額返金・お祝い金 | 質問20回 |
| クレアール | 49,500円 | きんざい | 対象 | 満足度・体験談 | 受験保証 | 回数無制限 |
| LEC | 95,700円 | 両方 | 対象 | 非公表 | なし | 添削7回 |
| スタディング | 31,900円 | 協会 | 対象外 | 合格者の声 | なし | チケット制 |
| TAC | 101,000円 | 両方 | 対象 | 非公表 | なし | 質問10回+自習室 |
| 大原 | 66,000円 | 要確認 | 対象外 | 非公表 | なし | 質問対応 |
| キャリカレ | 24,800円 | 両方 | 対象外 | 合格率(アンケート) | 不合格全額返金 | 質問+AIチャット |
| 大栄 | 217,800円 | 要確認 | 対象外 | 非公表 | なし | 1対1質問 |
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受講料は代表的なコースの税込・2026年7月時点の目安です(コース名や送料・割引の詳細は各講座のレビューに記載)。「実技対応」は実技試験の対応団体で、協会=日本FP協会、きんざい=金融財政事情研究会。大原・大栄は公式に対応団体の明記がないため、申し込み前に各公式サイトで確認してください。
特におすすめのFP通信講座5選
まず、初めてFPに挑戦する人が候補にしやすい5社を紹介します。それぞれ「どんな人に向くか」と、選ぶ決め手になる事実を1つに絞って紹介します。5社とも学習スタイルや強みが異なるので、自分に近いものから読んでみると選びやすくなります。
フォーサイト「バリューセット2」
高い合格実績と給付金対応を両立したい人に向きます。受講生アンケート集計で学科90.32%・実技89.66%という数字を公表し、給付金の対象にもなっているのが決め手です。紙のテキストとeラーニングを併用して学びたい人にも向いています。
ユーキャン「FP講座」
どれにするか迷ったら最初の候補に置きたい定番です。テキスト6冊と添削8回という手厚い教材で、過去10年で15,937名という合格者数の実績を示しているのが安心材料になります。教材の手厚さは、独学に不安がある人の最初の一歩を後押ししてくれるはずです。
アガルート「2級合格カリキュラム/フル」
合格したら受講料を取り戻したい人に向きます。2級91.67%(2024年5月試験)の合格率を公表し、フルなら合格で全額返金かお祝い金1万円のどちらかを選べるのが決め手です。実技は日本FP協会ときんざいの両方に対応し、受検先を選びません。
クレアール「3・2級セット合格コース」
分からないところをその都度つぶしたい人に向きます。質問の回数に上限がなく、担当講師が直接答えてくれる体制が、独学でつまずいた経験のある人の支えになります。セット49,500円と価格も手頃で、給付金の対象でもある点も心強いところです。
LEC「3・2級FP/AFP対策パック」
講義の量をしっかり確保したい人に向きます。3・2級パックは全42回で計約106.5時間とボリュームがあり、AFP認定研修も含めて給付金の対象になっているのが決め手です。資格スクールならではの講義量で、じっくり積み上げたい人に合います。
6つの視点で見るFP通信講座の早見表
下記が、10社を6つの視点で見比べられる◎○△の早見表です。視点は「受講料の安さ」「教材・講義の充実」「質問サポート」「返金・特典の手厚さ」「合格実績の公表姿勢」「給付金対応」の6つです。気になる視点を縦にたどると、自分の重視点で講座を比べやすくなります。
まず、それぞれの記号がどんな基準かを確認しておくと、表を読み解きやすくなります。
| 視点 | ◎ | ○ | △ |
|---|---|---|---|
| 受講料の安さ | 約5万円以下 | 約5万円超〜10万円 | 約10万円超 |
| 教材・講義の充実 | 模試・実技まで揃い、両団体対応かAFP研修対象 | ひと通り揃う(団体は片方など) | 教材構成が限定的 |
| 質問サポート | 回数無制限 | 回数多め、または添削・ライブの補助あり | 10回前後まで・閲覧中心 |
| 返金・特典の手厚さ | 全額返金・お祝い金あり | 受講特典・再受講保証など | 設定なし |
| 合格実績の公表姿勢 | 合格率を条件つきで公表 | 合格者数、または声・体験記を掲載 | いずれも乏しい |
| 給付金対応 | 対象 | (該当なし) | 対象外 |
下記が10社の早見表です。気になる項目を縦に見ていくと、自分に合う講座を比べやすくなります。右端の「ひとことでの強み」も選ぶヒントにしてみてください。
| 講座名 | 受講料の安さ | 教材・講義 | 質問サポート | 返金・特典 | 合格実績の公表 | 給付金 | ひとことでの強み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| フォーサイト | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | 高い合格実績と給付金対応の両立 |
| ユーキャン | ○ | ◎ | ○ | △ | ○ | ◎ | 実績豊富な定番・教材が手厚い |
| アガルート | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | △ | 合格率91.67%公表と全額返金 |
| クレアール | ◎ | ○ | ◎ | △ | ○ | ◎ | 質問回数無制限 |
| LEC | ○ | ◎ | △ | △ | △ | ◎ | 講義ボリュームと給付金対応 |
| スタディング | ◎ | ○ | △ | △ | ○ | △ | 最安帯・スマホ完結 |
| TAC | △ | ◎ | △ | △ | ○ | ◎ | 大手の対面リソースと両団体対応 |
| 大原 | ○ | ○ | ○ | △ | △ | △ | スマホ完結で短時間・AFP認定研修 |
| キャリカレ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | △ | Web申込価格が手頃・不合格全額返金 |
| 大栄 | △ | ◎ | ○ | △ | △ | △ | 約700問の演習量と対面サポート |
早見表はあくまで目安です。◎が多い講座が誰にとっても最適とは限りません。
たとえば給付金の対象外でも、価格やサポートで選ぶ理由がある講座もあります。次の詳細レビューで、各社の中身を1社ずつ確認してください。
FP通信講座10社の詳細レビュー
ここからは10社を1社ずつ見ていきます。気になる講座から読んでも、上から順に読んでも構いません。強みと注意点をあわせてチェックすると、自分に合うかを見極めやすくなります。
フォーサイト「FPスピード合格講座 バリューセット2」
フォーサイトのFPスピード合格講座は、フルカラーのテキストとeラーニング「ManaBun」を組み合わせた通信専業の講座です。合格に必要な範囲へ的を絞った教材づくりが特徴で、初めてFPを学ぶ人でも取り組みやすい構成になっています。
主力のバリューセット2は3級と2級の対策をまとめて学べるコースで、AFP認定研修の対象でもあります。合格実績を数値で公表している点と、教育訓練給付金の対象である点を両立しているのが、この講座の大きな持ち味です。
フォーサイトのプランと料金
フォーサイトのFP講座は、目的に合わせて複数のプランから選べます。3級と2級をまとめて狙う中心コースがバリューセット2(65,800円〜)で、教材の網羅性と価格のバランスがよく、多くの人の基本形になります。全額返金保証まで付けたいならバリューセット3(69,800円)、費用を抑えて2級までを狙うならバリューセット1(60,800円〜)が候補です。
2級や3級を単体で狙うなら、2級学科・2級実技の単科(各57,800円)や、教材をデジタルに絞った2級デジタルプラン(19,800円)・3級デジタルプラン(3,900円)もあります。まず2級まで一気に狙うか、3級から段階的に進むかを決めれば、選ぶプランはおのずと絞れます。
| 受講料(税込) | 65,800円〜(バリューセット2・送料別) |
|---|---|
| 教材・講義 | フルカラーテキスト+ManaBun(講義動画・音声・確認テスト・ネット模擬試験〈CBT方式〉・過去問演習・eライブスタディ)。VS1・VS2はAFP認定研修対象。実技は日本FP協会に対応 |
| 質問サポート | 無料質問はバリューセット2で15回(VS1は10回)。ライブ配信のeライブスタディあり |
| 返金・合格特典 | FP講座は全額返金保証の対象外。受講特典としてアンケート提出・合格体験記の執筆でAmazonギフトコードを進呈(デジタルプランは対象外) |
| 合格実績の公表方法 | 受講生アンケート集計で学科90.32%・実技89.66%(全国平均比で学科1.91倍・実技1.59倍) |
| 教育訓練給付金 | 対象(バリューセット1・2)。給付は受講料の20% |
- 合格実績を数値で公表している数社のうちの一つです。受講生アンケート集計という条件つきで、学科90.32%・実技89.66%を示しています。
- 教材とeラーニングのバランスがよく、紙で理解して「ManaBun」で演習する流れが作れます。
- 合格実績の公表と給付金対応を両立しており、実質負担を抑えつつ数値の裏づけも見たい人に向いた一本です。
- 全額返金保証はFP講座では対象外です。返金の条件を誤解しないよう気をつけてください。
- テキストは送料別で、DVDオプションの料金は給付金の対象外です。
ユーキャン「ファイナンシャルプランナー(FP)講座」
ユーキャンのFP講座は、通信教育の定番として長く受講されてきた講座です。2級FP技能士とAFPに対応し、日本FP協会の認定講座として、指定課題に合格すれば2級の受検資格が得られます。
教材はメインテキスト6冊を中心に、CBT形式の模擬試験や添削課題まで揃います。特定の視点だけが突出するより、全体のバランスがよく、どれを選ぶか迷ったときに置きやすい安定型の講座です。
ユーキャンFP講座のプランと料金
ユーキャンのFP講座は、2級・AFP対応の1コース(66,000円)にまとまっているのが分かりやすい点です。支払いは一括のほか、分割払い(月4,760円×14回=総計66,640円)も選べます。
3級単体のコースはなく、2級までを見据えた構成なので、「2級まで取りたい人」にそのまま向く設計です。教材や添削の中身はプランで枝分かれしないため、コース選びで迷う場面はほとんどありません。
| 受講料(税込) | 66,000円(送料はユーキャン負担) |
|---|---|
| 教材・講義 | メインテキスト6冊+2級FP CBT模擬試験(受講期間内は何度でも)、実技攻略BOOK・提案書作成キット・添削課題。日本FP協会認定講座で、指定課題合格により2級受検資格。標準学習期間6か月 |
| 質問サポート | 質問は1日3問まで、添削8回(Web提出)、指導サポート期間は12か月 |
| 返金・合格特典 | 合格お祝い金・不合格返金保証の設定なし(教材到着後8日以内の返品制度のみ、返送料は受講者負担) |
| 合格実績の公表方法 | 過去10年間で15,937名の合格者数(実数)。日本FP協会からの合格通知に了承した受講生を集計(2025年8月時点) |
| 教育訓練給付金 | 対象。給付は最大20% |
- 合格者数を実数で公表しており、合格率ではなく人数で実績を示している数少ない講座です。過去10年で15,937名という規模感が伝わります。
- テキスト6冊と添削8回で、独学に不安がある人でも手を動かしながら進められます。
- 6つの視点で弱点が少なく、迷ったときの受け皿になりやすい安定型です。
- 合格お祝い金や返金保証はありません。特典で選びたい人には物足りない場合があります。
- 質問は1日3問までのため、一度に大量に質問したい使い方には向きません。
アガルート「FP技能検定対策講座 2級合格カリキュラム/フル」
アガルートのFP講座は、オンライン完結で2級合格までを狙うカリキュラム型の講座です。学科と実技に加え、過去問集や約130問の答練、不動産の集中特訓まで含み、2級対策の講義は約43時間にまとまっています。
2級合格カリキュラム/フルは、合格したときの特典が手厚いのが特徴です。合格率を算定条件つきで公表している点と合わせて、実績と見返りの両面を重視する人に向きます。
アガルートのプランと料金
アガルートのFP講座は、フル(76,780円)とライト(49,280円)の2プランが軸です。フルは過去問答練や不動産集中特訓まで含み、合格で全額返金かお祝い金1万円という特典もフル限定です。ライトは講義中心に絞って費用を抑えた構成で、特典は付きません。
3級総合講義は無料で試せるので、まず雰囲気を確かめてからフルかライトかを決められます。特典まで取りにいくならフル、費用を優先するならライトと、目的に沿って選び分けるとよいでしょう。
| 受講料(税込) | フル76,780円/ライト49,280円 |
|---|---|
| 教材・講義 | 学科・実技対策、過去問集(3回分)、過去問セレクト答練(約130問)、不動産集中特訓。2級講義は約43時間。実技は日本FP協会ときんざいの両方に対応 |
| 質問サポート | 質問サービスKIKERUKUN(フル20回・ライト10回)、演習サービスTOKERUKUN、隔月のホームルーム |
| 返金・合格特典 | フルのみ対象。合格で全額返金(税抜価格が基準)または合格お祝い金1万円のいずれか。合格通知書データ・合格体験記の提出などが条件(ライト・単科は対象外) |
| 合格実績の公表方法 | 2級91.67%(2024年5月試験)。有料受講生の合格発表後アンケートをもとに算出 |
| 教育訓練給付金 | 対象外 |
- 合格特典が手厚い講座の代表格です。フルなら合格で全額返金かお祝い金1万円のどちらかを選べます。
- 実技が日本FP協会ときんざいの両団体に対応し、受検先を選びません。
- 合格率を2024年5月試験の数値で公表し、条件を明示したうえで実績を確認できます。
- 全額返金とお祝い金はフル限定で、ライトや単科は対象外です。特典目的ならコース選びに注意してください。
- 教育訓練給付金の対象外です。給付金で実質負担を下げたい人は他の講座と比べてください。
クレアール「FP技能士3・2級セット合格コース」
クレアールのFP講座は、WEB通信で3級と2級をまとめて学べるセットコースを中心に据えています。1講義が平均約30分と短く、音声をダウンロードすればオフラインでも復習できます。
このコースで目を引くのが、講師への質問回数が無制限な点です。担当講師が直接答える体制のため、独学でつまずいた経験がある人でも安心して質問を重ねられます。
クレアールのプランと料金
クレアールは、3級と2級をまとめて学ぶ3・2級セット合格コース(49,500円・受講期間9か月)が中心です。2級だけなら2級合格コース(44,000円)、3級だけなら3級合格コース(11,000円)と、狙う級に応じて分かれています。
給付金の対象はセットと2級で、3級単体は対象外です。質問無制限はどのコースでも共通なので、まず何級まで狙うかを決めれば、そのままコースが決まります。
| 受講料(税込) | 3・2級セット49,500円ほか |
|---|---|
| 教材・講義 | 講義動画(1講義平均約30分・音声DL可)、3色刷り製本テキスト+全教材PDF、Web演習「CROSS STUDY」、解説講義付き総合テスト。実技はきんざいに対応 |
| 質問サポート | 講師への質問回数は無制限(担当講師が直接回答) |
| 返金・合格特典 | 全額返金保証・合格お祝い金はなし。受験保証(セット3回・2級/3級2回)の記載あり |
| 合格実績の公表方法 | 合格率・合格者数は公表せず、受講生の総合満足度93.3%と合格体験談を掲載 |
| 教育訓練給付金 | 対象(セット・2級。3級は対象外) |
- 質問回数が無制限の数少ない講座のひとつです。回数を気にせず、疑問をその場でつぶせます。
- セット49,500円は掲載10社のなかでも手頃な価格帯で、給付金の対象にもなっています。
- 1講義が短く音声DLで移動中も復習でき、忙しい人でも学習を積み上げやすい構成です。
- 実技はきんざいに対応しています。日本FP協会で受検したい人は事前に確認してください。
- 合格率や合格者数という形の数値は公表しておらず、満足度と合格体験談で判断する形になります。
受講者の声 公式サイトには合格体験談が100名以上掲載され、実際に学んだ人の記録を読んでから申し込めます(クレアール公式サイト)。
LEC東京リーガルマインド「3・2級FP/AFP対策パック(Web+音声DL)」
LECのFP講座は、資格スクールとして積み上げてきた講義のボリュームが持ち味です。3・2級FP/AFP対策パックは全42回で計約106.5時間と、じっくり学べる分量になっています。
AFP認定研修を含み、修了すれば2級FPの受検資格が得られます。給付金の対象コースでもあるため、講義量を確保しつつ実質負担を抑えたい人に向く一本です。
LECのプランと料金
LECは、3級から2級・AFPまで通しで学ぶ3・2級FP/AFP対策パック(95,700円・一般価格)が中心のプランです。すでに3級の基礎がある人向けには、2級パック(88,000円)もあります。
どちらもAFP認定研修を含み、給付金の対象です。3級から積み上げたいなら3・2級パック、2級に絞れるなら2級パック、と手持ちの知識に合わせて選ぶとムダがありません。
| 受講料(税込) | 3・2級パック95,700円/2級パック88,000円 |
|---|---|
| 教材・講義 | 3・2級パックは全42回/計約106.5時間(3級スピード合格・2級養成・重点マスター・公開模試)。AFP認定研修を含み修了で2級受検資格。オリジナルテキスト |
| 質問サポート | Web動画+音声ダウンロード+スマホ視聴。通信の添削7回 |
| 返金・合格特典 | FP講座固有の合格保証・返金・お祝い金の設定なし |
| 合格実績の公表方法 | 講座単位の合格率・合格者数の公表なし |
| 教育訓練給付金 | 対象(3・2級パック/2級パックにそれぞれ給付金の指定番号あり) |
- 講義量が多い講座の一つで、3・2級パックは計約106.5時間と学習の分量を確保できます。
- AFP認定研修を含み、修了で2級の受検資格が得られるルートを用意しています。
- 給付金の対象でもあり、講義量と実質負担のバランスを取りたい人に向いた構成です。
- FP講座固有の合格保証や返金の設定はありません。
- 修了認定は添削課題の80%以上提出と確認テスト70%以上が条件です。給付金を使う場合はこの要件を満たす必要があります。
スタディング「FP3級・2級セットコース」
スタディングのFP講座は、スマホひとつで学習が完結するeラーニング型の講座です。講義から問題演習、模擬試験までスマホやPCで進められ、紙の教材を持ち歩く必要がありません。
3級・2級セットコースは31,900円(税込)と、掲載10社のなかでも手が届きやすい価格帯です。通勤や家事の合間にコツコツ進めたい人、まずは費用を抑えて始めたい人に向いています。
スタディングのプランと料金
スタディングは、3級と2級をまとめて学ぶ3級・2級セットコース(31,900円)が中心で、掲載10社でも手が届きやすい価格帯です。2級だけなら2級コース(29,700円)、3級だけなら3級コース(4,950円)と分かれています。
セットは分割で月々2,919円からも選べます。まず費用を抑えて2級まで狙うならセット、3級だけ試すなら3級コースが向いています。
| 受講料(税込) | 3級・2級セット31,900円ほか |
|---|---|
| 教材・講義 | スマホ完結のeラーニング(基本講義・WEBテキスト・スマート問題集・要点まとめ・セレクト過去問・実技試験対策・模擬試験)。実技は日本FP協会に対応 |
| 質問サポート | Q&Aチケット制(セット10枚・2級5枚・3級はチケットなし) |
| 返金・合格特典 | 設定なし |
| 合格実績の公表方法 | 合格率は公表せず、公式サイトに合格者の声を掲載 |
| 教育訓練給付金 | 対象外(現行版は給付金の指定講座ではない) |
- セット31,900円(税込)は掲載10社で最安帯です。費用を最優先したい人の有力な選択肢になります。
- スマホ完結で、すき間時間だけでも学習を積み上げられます。
- 分割ならセットで月々2,919円(税込)からで、初期の負担を抑えて始められるのも魅力です。
- 質問はチケット制で、セットは10枚までです。それを超える質問は追加購入になります。3級コースにはチケットが付きません。
- 現行版は給付金の対象外です。実質負担を給付金で下げたい人は対象コースと比べてください。
受講者の声 公式サイトに、スマホ完結ですき間時間に学べた点を中心とした合格者の声が掲載されています(スタディング公式サイト)。
資格の学校TAC「2級本科生 Web通信講座」
TACは校舎を持つ大手の資格スクールで、FPでも通学と同じ内容をWeb通信で受けられます。2級本科生 Web通信は全25回で、1講義約150分と腰を据えて学ぶ構成です。
教材は毎年改訂され、CBT試験に対応した予想問題演習も含みます。実技は日本FP協会ときんざいの両方に対応し、大手ならではの学習環境を使いたい人に向いています。
TACのプランと料金
TACのFPは、通学と同じ内容をWebで学ぶ2級本科生 Web通信(101,000円・教材費込)が中心です。会員番号がない場合は入会金10,000円が別途かかります。
同額で通学(教室受講)にも切り替えられるのが大手ならではの強みで、自習室も使えます。まずWebで進めるか、通学環境も使いたいか、学習スタイルに合わせて決めるとよいでしょう。
| 受講料(税込) | 101,000円(入会金別) |
|---|---|
| 教材・講義 | 全25回(Web模試付き)、1講義約150分、毎年改訂の教材。AFP認定研修対象で修了によりAFP取得可。実技は日本FP協会ときんざいに対応 |
| 質問サポート | Webフォロー標準、質問メールは合計10回まで、自習室(本科生・パック生限定) |
| 返金・合格特典 | FP2級・3級コースに返金保証・合格祝賀金の設定なし |
| 合格実績の公表方法 | 講座単位の公表なし。合格体験記・合格者の声を掲載 |
| 教育訓練給付金 | 対象(2級本科生 Web通信)。支給20,200円で実質負担80,800円 |
- 通学と自習室を使える数少ない選択肢です。同額で教室受講にも切り替えられます。
- 実技が両団体に対応し、毎年改訂の教材で受検先を選ばず学べます。
- 給付金の対象で、支給後の実質負担は80,800円が目安です。
- 会員番号がないと入会金10,000円(税込)が別途かかります。
- 質問はメールで合計10回までです。回数を超える相談には向きません。
受講者の声 公式サイトに合格体験記・合格者の声が掲載されています(TAC公式サイト)。
資格の大原「パススルFP(2級・AFP)Web通信」
大原の「パススルFP」は、スマホ完結で学べるWeb通信講座です。発送される教材はなく、1動画約5分の映像を積み重ねる形で、総講義映像は約20時間にまとまっています。
AFP認定研修に指定されており、修了すれば2級FP技能検定の受検資格が得られる仕組みです。学習スケジュールの自動生成など、忙しい人が続けやすい仕組みを備えています。
大原のプランと料金
大原は、スマホ完結で2級・AFPを狙うパススルFP(2級・AFP)Web通信(66,000円)が中心です。3級から始めたい人向けには3級コース(17,600円)もあります。
大原グループを初めて申し込む場合は入学金6,000円が別途必要です。AFP認定研修の指定講座なので、3級を持っていなくても研修修了で2級受検資格が得られるルートを使えます。
| 受講料(税込) | パススルFP(2級・AFP)66,000円(入学金別) |
|---|---|
| 教材・講義 | スマホ完結で発送教材なし。総講義映像約20時間(1動画約5分)、Web問題集、学習スケジュール自動生成。AFP認定研修指定で修了により2級受検資格 |
| 質問サポート | 質問対応、パーソナルカルテやスケジュール設定などの学習サポート |
| 返金・合格特典 | 固有の全額返金保証・合格お祝い金の設定なし |
| 合格実績の公表方法 | FP講座単位の合格率・合格者数の公表なし |
| 教育訓練給付金 | 対象外 |
- 1動画約5分の短時間設計で、すき間時間に進めやすい構成です。全体のバランスが取れた安定型で、迷ったときの候補になります。
- AFP認定研修の指定講座で、修了すれば2級の受検資格が得られます。
- 給付金の対象外です。実質負担を給付金で下げたい人は対象コースを検討してください。
- 大原グループを初めて申し込む場合は入学金6,000円(税込)が別途かかります。
資格のキャリカレ「2級・3級FP技能士 合格指導講座」
キャリカレのFP講座は、2級と3級の両方に対応した通信講座です。Web(インターネット)から申し込むと3コース共通で割引特価24,800円になり、掲載10社のなかでも手頃な価格帯で始められます。
映像講義・テキスト・添削(全12回)・一問一答・音声学習がセットになり、標準学習期間は3か月です。就職や転職のサポートまで用意されているのが、資格取得の先を見据える人には心強い点になります。
キャリカレのプランと料金
キャリカレは、2級・3級に対応した講座をWeb申込割引特価24,800円(3コース共通)で始められるのが特徴です。通常価格はコース別に78,800円/73,800円/68,800円ですが、違いは学習サポート期間だけで、教材の中身は共通です。
長めのサポートが欲しいか、標準期間で十分かで選べば大丈夫です。Web申込ならどのコースも同じ特価になるため、費用面で悩む要素はほとんどありません。
| 受講料(税込) | Web申込特価24,800円(3コース共通) |
|---|---|
| 教材・講義 | 映像講義・テキスト・添削問題集・一問一答・音声学習。標準学習期間3か月、添削は全12回(3級が第1〜6回、2級が第7〜12回)。学科・実技に対応 |
| 質問サポート | 質問対応、学習状況のフォローと学習プラン提案、AIチャット、専属キャリアコーディネーターの就・転職サポート |
| 返金・合格特典 | 不合格時の全額返金保証あり(条件は注意点を参照)。2講座目無料サービスあり(条件付き) |
| 合格実績の公表方法 | 2024年度試験で合格率3級92.5%・2級77.5%(合否アンケート回答者の割合・自社調べ) |
| 教育訓練給付金 | 対象外 |
- Web申込価格が掲載10社で最安帯の一つで、24,800円から2級・3級対策を始められます。
- 不合格時の全額返金保証があり、条件を満たせば受講料が戻ります。
- 合否アンケートによる合格率を、年度つきで公表している点も安心材料です。
- 全額返金には条件があります。平均得点率70%以上、添削問題や受験票・合否通知書コピーの期限内提出などが求められます(詳しくは返金・特典のセクションで説明します)。
- 給付金の対象外です。実質負担を重視する人は対象コースも検討してください。
資格スクール大栄「FP2級(AFP)SkiP」
大栄の「FP2級(AFP)SkiP」は、オンラインと通学の両方に対応した講座です。テキスト7冊に加え、演習量は合計約700問と、問題を数多くこなして実力を固めたい人に向いています。
専門講師への1対1質問や専任ナビゲーターへの相談など、伴走型のサポートが手厚いのも特長です。費用は高めですが、演習量と対面併用のサポートに価値を感じる人には選ぶ理由があります。
大栄のプランと料金
大栄は、2級・AFPを狙うFP2級(AFP)SkiP(217,800円・別途入学金22,000円)が中心です。3級だけなら3級コース(67,320円)、3級から2級まで通すなら3・2級パック(234,630円)もあります。
受講料にはシステム利用料・教材費・配送費まで含まれます。演習量と対面併用のサポートに価値を感じるかどうかが、選ぶ際の判断どころになります。
| 受講料(税込) | FP2級(AFP)SkiP 217,800円(入学金別) |
|---|---|
| 教材・講義 | 本科講座+提案書設計講座+答案練習講座。テキスト7冊、演習量は合計約700問。SkiP方式で短時間・すき間学習に対応 |
| 質問サポート | 専門講師への1対1質問(メール可)、専任キャリアナビゲーターへの相談、進捗管理 |
| 返金・合格特典 | FP講座固有の返金保証・合格お祝い金の記載なし |
| 合格実績の公表方法 | 講座単位の公表はなく、試験一般の合格率の目安(FP2級で約35%、FP3級で約80%)を掲載 |
| 教育訓練給付金 | 対象外 |
- 演習量が約700問と多い講座で、問題を数多く解いて仕上げたい人に向きます。
- 1対1の質問や対面併用のサポートがあり、独学が続きにくい人の伴走役になります。
- 受講料は掲載10社のなかでは高めの水準で、入学金22,000円も別途必要です。
- 給付金や返金の設定はありません。価格以外の強みで選ぶ講座になります。
目的別のFP通信講座の選び方
講座は「何級を目指すか」「どんなスタイルで学ぶか」「何を重視するか」の3つの軸で考えると絞り込みやすくなるはずです。
何級を目指すか(3級・2級・AFP)で選ぶ
初学者はまず3級から入るのが一般的ですが、目標によって選ぶコースは変わります。3級だけなら数千円台のコースもあり、2級までまとめて狙うならセット型が効率的です。実務や就職で評価されやすいのは2級以上のため、最初から2級を視野に入れる人が多いのが級選びの実情です。
AFP認定研修の対象コース(フォーサイトのバリューセット、ユーキャン、LEC、TAC、大原)なら、3級を持っていなくても所定の研修を修了することで2級の受検資格が得られるルートがあります。
受検団体(日本FP協会・きんざい)から選ぶ
FPの実技試験は、受検する団体で科目が変わります。日本FP協会は「資産設計提案業務」、きんざいは「個人資産相談業務」や「生保顧客資産相談業務」を扱うため、講座によって対応が分かれます。学科は共通なので、まず自分がどちらの団体で受けるかを決めると講座を絞りやすくなります。
両団体に対応するのはアガルート・LEC・TAC・キャリカレで、受検先を後から選べます。協会に絞って対応するのがフォーサイト・ユーキャン・スタディング、きんざいに対応するのがクレアールです。受けたい団体が決まっているなら、その団体に対応した講座を選べば、実技対策で遠回りせずに済みます。
学習スタイル(スマホ完結・紙教材・ライブ講義)で選ぶ
続けられるかどうかは、生活リズムに教材が合うかで決まります。通勤や家事の合間に進めたい人には、スマホ完結型(スタディング・大原)がぴったりです。机に向かって紙で理解を深めたい人は、フルカラーのテキストが手厚い講座(フォーサイト・ユーキャン)が合います。
一人だと気が緩みやすい人には、ライブ配信や対面の伴走がある講座(フォーサイトのeライブスタディ、TACや大栄の対面併用)が学習のペースメーカーになってくれるはずです。
重視するポイント(費用・サポート・給付金)で選ぶ
費用を最優先するなら、スタディングやキャリカレのWeb申込、クレアールあたりが有力です。つまずくたびに相談したい人は、質問回数が無制限のクレアールが心強い存在です。手を止めずに聞ける環境は、範囲の広い2級の学習で効いてきます。
実質負担を給付金で抑えたい人は、対象コースのあるフォーサイト・クレアール・ユーキャン・LEC・TACから選ぶとよいでしょう。給付金の詳しい仕組みは給付金のセクションで確認できます。
FP講座の合格率は各社で算出方法が違う
講座選びで合格率を気にする人は多いものです。ただ、FP講座の合格率は各社で数字の意味が違います。同じ「◯%」でも、誰を分母にしているか、どの年度か、どの受検団体かがバラバラなため、そのまま並べて優劣を決めることはできません。
数字を公表している講座を見比べると、算定の条件がそろっていないことがよく分かります。
- アガルートは2級91.67%(2024年5月試験)。有料受講生の合格発表後アンケートをもとにした数字で、資料請求だけの人や無料講座だけの人は含みません。
- フォーサイトは学科90.32%・実技89.66%。受講生アンケートの集計で、全国平均(学科47.18%・実技56.47%)比で学科1.91倍・実技1.59倍と示しています。
- キャリカレは2024年度試験で3級92.5%・2級77.5%。こちらも合否アンケートの回答者を分母にした自社調べです。
- ユーキャンは率ではなく人数で、過去10年で15,937名という合格者の実数を公表しています。
一方で、クレアールは合格率ではなく満足度93.3%を掲げ、合格体験談で実績を伝える方針です。LECや大原、大栄、TACのように、講座単位の合格率や合格者数を公表していない講座もあります。
ここで大事なのは、「率が高い=良い講座」とは限らないという見方です。アンケート回答者を分母にした率は、回答した人の傾向が反映されやすく、全受講生を分母にした率とは意味が変わります。数字を見るときは、(1)誰を分母にした率か、(2)どの年度の試験か、(3)どの受検団体か、の3点を確認すると、数字に振り回されずに済みます。
公表の形が違うのは、講座の良し悪しそのものではありません。数値を出していない講座にも、教材やサポートで選ぶ理由はあります。合格率は判断材料の一つとして、他の視点と組み合わせて見るのが安全です。
教育訓練給付金でFP講座は実質いくら?対象講座と申請の流れ
FP講座のなかには、教育訓練給付金を使って実質的な負担を下げられるコースがあります。制度の仕組みから対象講座、実質価格の目安、申請までを、このセクションでまとめて確認できます。
一般教育訓練給付制度は、対象講座を修了すると受講料の20%(上限10万円)が支給される制度です。受給には雇用保険の加入期間などの要件があり、人によって使えるかどうかが変わります。自分が対象になるかは、ハローワークや各公式サイトで事前に確認してください。
掲載10社のうち、給付金の対象と対象外は次のように分かれます。
| 区分 | 講座(対象コース) | 備考 |
|---|---|---|
| 対象 | フォーサイト(バリューセット1・2)、クレアール(3・2級セット/2級)、ユーキャン、LEC(3・2級パック/2級パック)、TAC(2級本科生 Web通信) | 受講料の20%(上限10万円)が支給 |
| 対象外 | スタディング、アガルート、大原、キャリカレ、大栄 | 給付金の指定講座ではない |
対象コースの実質価格の目安は、標準的な受講料から20%を引いた金額です。あくまで目安で、キャンペーンや割引が加わるとさらに変わります。
- フォーサイト バリューセット2:65,800円 → 実質 約52,640円
- クレアール 3・2級セット:49,500円 → 実質 約39,600円
- ユーキャン:66,000円 → 実質 約52,800円
- LEC 3・2級パック:95,700円 → 実質 約76,560円
- TAC 2級本科生 Web通信:支給20,200円で実質 80,800円(公式に明示)
給付金を受けるには修了要件を満たす必要があります。講座ごとに条件が決まっているため、受講前に把握しておくと安心です。
- フォーサイト:確認テストを全回80点以上
- クレアール:総合テスト全6回を全答案60%以上で提出
- TAC:修了試験60%以上かつWebミニテスト80%以上
- LEC:添削課題の80%以上提出かつ確認テスト70%以上
申請の流れは、対象コースを修了し、必要書類をそろえてハローワークで手続きする形です。給付金には申込期限があるコースもあるため、受講する年度のコースで期限内に申し込めるかを公式サイトで確認してください。
なお、返金・特典との併用可否も押さえておきたい点です。フォーサイトは全額返金保証制度と給付金の併用ができませんが、そもそもFP講座は全額返金保証の対象外のため、給付金を優先して問題ありません。返金や特典の詳しい条件は返金・特典のセクションを参照してください。
返金保証・合格特典があるFP講座と適用条件
返金保証や合格特典は魅力的ですが、条件を満たして初めて使えるものがほとんどです。見出しだけを見て申し込むと、あとで条件を満たせず使えないこともあります。
掲載10社のうち、金銭的な特典や返金があるのは限られます。条件とセットで確認しておきましょう。
| 講座 | 制度 | 主な条件 |
|---|---|---|
| アガルート(フルのみ) | 合格で全額返金、またはお祝い金1万円 | 視聴期限内に2級合格。合格通知書データ・合格体験記の提出(全額返金は合格者インタビュー出演も)。申請は合格発表から1か月以内。ライト・単科は対象外 |
| キャリカレ | 不合格時に全額返金+2講座目無料 | 平均得点率70%以上、最後の添削を試験日20日前まで提出、受験票コピーを試験日5日前まで、合否通知書コピーを合格発表から14日以内に提出など |
| フォーサイト | 受講特典(Amazonギフトコード) | アンケート提出・合格体験記の執筆で進呈。FP講座は全額返金保証の対象外(デジタルプランは対象外) |
| クレアール | 受験保証(再受講) | 金銭的な返金・お祝い金はなし。再受講できる仕組みをLPに記載 |
これら以外の講座には返金・特典の設定がありませんが、価格やサポートなど別の強みで選ぶ理由があります。返金や特典は選ぶ理由の一つになりますが、条件のハードルも含めて総合的に判断するのが安全です。給付金との併用可否は給付金のセクションで確認できます。
FPの級と資格体系(3級・2級・AFP・CFP)と実施団体の違い
FPの資格は、大きく分けて国家資格と民間資格の2種類があります。国家資格は「FP技能士」で3級・2級・1級の段階があり、民間資格として日本FP協会が認定するAFP・CFPがあります。同じ「FP」でも役割や取り方が違うため、講座を選ぶ前に全体像をつかんでおくと迷いにくくなります。
FP技能士のうち3級は受験資格がなく、誰でも受検できます。2級を受検するには、3級合格・FP業務の2年以上の実務経験・認定研修(AFP認定研修)の修了などのいずれかが必要です。まずは自分がどの級から入れるかを、次の表で確認してみてください。
| 級・資格 | 受検・取得の条件 | こんな人向け |
|---|---|---|
| FP3級 | 受験資格なし(誰でも受検可) | お金の基礎をひととおり学びたい入門者 |
| FP2級 | 3級合格・実務2年以上・認定研修修了などのいずれか | 就職や転職で評価される資格がほしい人 |
| AFP | 2級合格+認定研修の修了が目安 | 相談業務や継続的な学習を続けたい人 |
| CFP | AFP認定者などが目指す上級資格 | 国際的に通用する専門性を高めたい人 |
AFP・CFPは日本FP協会が認定する民間資格です。AFPは2級合格と認定研修の修了が目安で、CFPはその上位にあたり国際的に通用する資格として位置づけられています。いずれも取得後は継続教育による更新が必要で、知識を保ち続けることが求められる点が国家資格の技能士と異なります。
試験を実施する団体は、日本FP協会ときんざい(金融財政事情研究会)の2つです。学科試験は共通ですが、実技試験で選べる科目が団体ごとに異なります。どの級まで目指すか、どちらの団体で受けるか、AFPやCFPまで進むかによって選ぶべき講座(対応コース)が変わるため、講座を比べる前にまず自分のゴールを決めておくのが大切です。
FP通信講座に関するよくある質問
FP通信講座はどうやって比較すればいいですか?
まずは4つの点で見ると絞りやすくなります。
(1)受講料の総額(税込)、(2)給付金で戻る実質額、(3)質問サポートの手厚さ、(4)合格実績の公表方法です。
給付金の対象なら実質2割ほど負担が下がります。詳しくは給付金のセクションを参照してください。合格実績は公表の形が各社で違うため、数字の大小だけで比べないのがコツです。
FP通信講座のランキングや口コミはそのまま信じても大丈夫ですか?
ランキングは参考になりますが、そのまま鵜呑みにするのは避けたいところです。
確認したいのは、何を基準にした順位か、合格率なら誰を分母にした数字か、広告の枠と中立な評価が区別されているか、の3点です。
特に合格率は算定方法が各社で違うため、順位の根拠として使えるかを見極める必要があります。読み方は合格率のセクションで詳しく説明しています。
FPは独学と通信講座のどちらがおすすめですか?
費用だけを見れば独学が有利ですが、効率とつまずいたときの対応では通信講座に分があります。
3級は市販テキストでの独学でも合格を狙える範囲です。一方、2級は出題範囲が広く、実技対策や質問への対応があると仕上がりが安定します。
時間を買う意味で、2級から通信講座を選ぶ人が多いです。
FPの予備校(通学)と通信講座はどちらがいいですか?
対面で伴走してほしい人は通学、時間と場所を選ばず費用を抑えたい人は通信が向きます。
TACやLEC、大原なら、通学や自習室といった環境が使えるのが強みです。TACは同額で通学に切り替えられるコースもあります。
一人でも進められる人は通信専業で十分で、スマホ完結型なら移動時間も学習に充てられます。
FP試験は3級と2級のどちらから始めるべきですか?
初学者は3級から始めるのが一般的です。基礎を固めてから2級に進むと理解がつながります。
ただし、AFP認定研修の対象コースを使えば、3級を持っていなくても所定の研修を修了することで2級を受検できるルートがあります。
最短で2級を狙いたい人は、認定研修対象コースを検討するとよいでしょう。
FP通信講座の費用の相場はどれくらいですか?
3級中心のコースなら数千円台から始められます。
3級・2級のセットや2級の総合コースは、数万円台から十数万円台までと価格の幅が広いのが実情です。掲載10社では、Web申込のキャリカレが24,800円、対面併用の大栄が217,800円と開きがあります。
給付金の対象コースなら実質2割ほど下がるため、総額だけでなく実質額でも比べてみてください。
教育訓練給付金はどのFP講座でも使えますか?
すべての講座で使えるわけではありません。給付金の対象はスクール単位ではなく、コース単位で決まります。
掲載10社では、対象がフォーサイト・クレアール・ユーキャン・LEC・TACの5社、対象外がスタディング・アガルート・大原・キャリカレ・大栄の5社に分かれます。
対象コースや条件の詳細は給付金のセクションで確認してください。
FPの実技は日本FP協会ときんざいのどちらで受けるべきですか?
学科は共通で、実技で選ぶ業務が違うだけです。日本FP協会は「資産設計提案業務」、きんざいは「個人資産相談業務」などを扱います。
幅広い設計提案に触れたい人は協会、金融機関の実務に近い内容を選びたい人はきんざい、というのが目安です。講座で対応団体が異なるため、両団体対応のアガルート・LEC・TAC・キャリカレなら受検先を後から選べます。
まとめ|自分に合うFP通信講座の選び方
講座選びで本当に大事なのは、順位の高い1社を探すことではなく、自分の目的と生活リズムに合う講座を選ぶことです。FPの通信講座は価格もサポートも幅が広く、同じ2級対策でも中身はかなり違います。ここまでの要点を整理しておきましょう。
- 費用を最優先するなら、スタディング(セット31,900円・税込)やキャリカレのWeb申込(24,800円・税込)、クレアール(セット49,500円・税込)が候補になります。
- 実質負担を給付金で下げたいなら、対象コースのあるフォーサイト・クレアール・ユーキャン・LEC・TACから選べます。
- つまずくたびに相談したいなら、質問回数が無制限のクレアールが心強い存在です。
- 合格実績の数値を見たいなら、公表しているフォーサイトやアガルート、キャリカレを、算定条件とあわせて確認しましょう。
- 迷ったときの定番がほしいなら、教材が手厚く弱点の少ないユーキャンが受け皿になります。
次にやることは、気になった2〜3社の公式サイトで、受講したい年度のコース名と税込価格、給付金の対象可否を確認することです。給付金を使うなら、自分が受給要件を満たすかをハローワークでも確かめておくと安心できます。コース名は年度によって変わることがあるため、受講する期のコースかどうかもあわせて確かめておくと失敗が減ります。
合格率の数字は、誰を分母にした率かまで見て判断すると振り回されません。価格・サポート・実績の公表方法を並べて、自分にとっての優先順位が高い講座から、資料請求や無料体験に進んでみてください。手を動かして教材の相性を試すことが、最後の決め手になります。


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