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実際、大手の宅建予備校は梅田と難波の2大ターミナルに校舎をそろえています。ただし講義の受け方は、講師が教室で話す生講義、教室で流れる映像講義、個別ブースで自分の時間に視聴する映像通学と、スクールごとにまったく違います。受講料も、公式サイトに載っている通学コースの一般価格だけで15万円台から20万円台まで開きがあります。
迷ったときは、講義の形式、乗り換えなしで行ける校舎、受講料、休んだときの取り戻し方の4つで比べると候補が絞れます。校舎まで通うのが難しい人のために、オンラインで学べる講座もあとで紹介します。
大阪の宅建予備校は「講義の受け方」と「キタかミナミか」で選ぶ
はじめに、自分がどんな講義を受けたいかを決めておくと話が早く進みます。受け方ごとに、合いやすいスクールは次のとおりです。
講師の話を教室でじかに聞きたい
TACとLECが合います。どちらも梅田と難波の両方に宅建の教室講座があり、同じ講座であれば別の校舎の講義にも出られる仕組みを持っています。
決まった曜日に教室へ行き、映像講義をみんなで受けたい
日建学院が合います。全国共通の映像講義を教室で受け、分からないところはその場にいるアドバイザー講師に聞けます。
シフト勤務や残業で、通える曜日が固定できない
資格の大原の映像通学か、TACのビデオブース講座が向いています。校舎の個別ブースを使って、空いた時間帯に講義を進められます。
受講料を抑えたい、または校舎まで通う時間がない
通信・オンライン講座を選ぶ人も多くいます。1万円台から始められる講座もあり、記事の後半で3社を取り上げています。
受け方が決まったら、あとは校舎の場所です。大阪の宅建予備校は梅田周辺(キタ)と難波周辺(ミナミ)にほぼ集まっているので、通勤経路がどちらを通るかで選ぶと、半年以上の通学でも無理が出にくくなります。
大阪で宅建講座を開いている主な予備校と校舎
大阪府内には宅建講座を扱うスクールがいくつもありますが、ここでは大阪市内に複数の校舎を持ち、宅建の通学講座を案内している大手4校を取り上げます。住所と最寄駅を見ながら、職場や自宅から通いやすい校舎を探してみてください。
| スクール | 校舎 | 住所 | 最寄駅・アクセス | 宅建の受講形式 |
|---|---|---|---|---|
| TAC | 梅田校 | 〒530-0015 大阪市北区中崎西2-4-12 梅田センタービル4F | 阪急・地下鉄御堂筋線梅田駅より徒歩6分、JR大阪駅より徒歩7分 | 教室・ビデオブース |
| TAC | なんば校 | 〒542-0076 大阪市中央区難波2-1-2 太陽生命難波ビル2F | 地下鉄なんば駅25番出口スグ | 教室・ビデオブース |
| LEC | 梅田駅前本校 | 〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町1-27 ABC-MART梅田ビル(受付5階) | 阪急梅田駅中央口より徒歩1分。地下鉄御堂筋線梅田駅北改札より徒歩3分。JR大阪駅御堂筋口より徒歩4分。 | 通学(生講義・ビデオ講義クラス) |
| LEC | 難波駅前本校 | 〒556-0017 大阪府大阪市浪速区湊町一丁目4番1号 大阪シティエアターミナルビル6階 | JR関西本線 JR難波駅 改札出てすぐ、大阪メトロ四つ橋線・千日前線 なんば駅より徒歩5分 | 通学(生講義クラス) |
| 日建学院 | 梅田校 | 〒530-0014 大阪府大阪市北区鶴野町1-9 梅田ゲートタワー3F | 阪急梅田駅から徒歩5分 | 通学(教室で映像講義) |
| 日建学院 | なんば校 | 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波2-2-3 御堂筋グランドビル13F | 地下鉄なんば駅・近鉄大阪難波駅 24番出口直結 徒歩1分 | 通学(教室で映像講義) |
| 資格の大原 | 梅田校 | 〒530-0051 大阪府大阪市北区太融寺町2-14 | JR「大阪駅」、地下鉄「梅田駅」「東梅田駅」、阪急・阪神「大阪梅田駅」下車、Whityうめだ泉の広場M10出口から徒歩4分 | 映像通学 |
| 資格の大原 | 難波校 | 〒556-0011 大阪府大阪市浪速区難波中1-6-2 | 地下鉄「なんば駅」、阪神・近鉄「大阪難波駅」7番出口すぐ | 映像通学 |
| 資格の大原 | 大阪校(新大阪) | 〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島3-15-22 | 地下鉄御堂筋線「西中島南方駅」より徒歩3分 | 映像通学 |
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アクセスは各校の案内から主なものを載せています。LECの難波駅前本校は近鉄線・阪神線の大阪難波駅からも徒歩5分、大原の大阪校はJR新大阪駅から徒歩8分です。大阪市外では、日建学院が枚方校・堺校・岸和田校を構え、いずれも宅建の講座を案内しています。曜日や時間帯のクラス編成は校舎ごとに違うので、候補が決まったら各校の講義日程表で通える枠があるかを見ておきましょう。
エリア別に見る大阪の宅建予備校
大阪の予備校選びは、梅田と難波のどちらを日常的に使うかでほぼ決まります。普段の乗り換え駅と照らし合わせながら読んでみてください。
梅田エリア(キタ)
4校すべてが校舎を置く、いちばん選択肢の多いエリアです。LECの梅田駅前本校は阪急梅田駅中央口から徒歩1分の茶屋町、日建学院の梅田校は鶴野町、TACの梅田校は中崎西にあり、いずれも阪急側から歩けます。大原の梅田校は太融寺町にあり、地下街Whityうめだの泉の広場M10出口から歩いて向かえます。
JR・阪急・阪神・御堂筋線・谷町線・四つ橋線が集まるので、北摂や阪神間、京都方面から通う人にとっては乗り換えの負担が小さいエリアです。同じ梅田でも校舎ごとに使いやすい改札が違うため、自分が降りる改札からの道順も確かめておくと迷いません。
難波エリア(ミナミ)
こちらも4校がそろいます。TACのなんば校と日建学院のなんば校は、どちらも地下鉄なんば駅の出口からすぐの場所です。大原の難波校は高島屋の近く、LECの難波駅前本校はJR難波駅直結のOCAT(大阪シティエアターミナル)6階にあります。
南海線・近鉄線・阪神なんば線が乗り入れるため、堺・泉州方面や奈良方面から通う人には梅田より近い選択肢になります。JR難波駅側のLECと地下鉄なんば駅側のTAC・日建学院では最寄りの改札や出口が違うので、地図で位置関係をつかんでおきましょう。
新大阪・西中島エリア
大原の大阪校(新大阪)があり、宅建の映像通学を受けられます。御堂筋線の西中島南方駅や阪急京都線の南方駅から近く、淀川区・東淀川区に住む人や新大阪周辺で働く人が使いやすい場所です。受講の申込は、インターネットか梅田校の受付で手続きする案内になっています。
天王寺・京橋方面から通う場合
4校とも天王寺や京橋には宅建の通学校舎がないため、JR大阪環状線で大阪駅へ出るか、天王寺から御堂筋線でなんば駅へ出ることになります。環状線を使うなら梅田、御堂筋線や近鉄線を使うなら難波と考えると、乗り換え回数を抑えられます。
北河内・南大阪エリア
大阪市内まで出るのが負担なら、日建学院の枚方校(京阪枚方市駅から徒歩1分)や、堺校(堺東駅)・岸和田校(東岸和田駅)が候補です。日建学院は全国で同じ映像講義を使っているので、地元の校舎でも梅田・なんばと同じ内容の講義を受けられます。
各予備校の特徴と通学講座の料金
まずは各校の代表的な通学コースを、受講料と体験の受け方で見比べてみてください。費用だけでなく、最初の一歩の踏み出しやすさも校ごとに違います。受講料は公式サイトの一般価格で、時期によって早期申込割引などが用意されることもあります。
| スクール | 代表的な通学コース | 受講料(税込) | 入会金・入学金 | 無料体験 |
|---|---|---|---|---|
| TAC | 総合本科生SPlus(全65回) | 200,000円 | 10,000円(初回のみ) | 開講日の講義 |
| LEC | パーフェクト合格フルコース(全58回) | 159,500円 | — | 各科目の1回目 |
| LEC | プレミアム合格フルコース(全78回) | 192,500円 | — | 各科目の1回目 |
| 日建学院 | 本科コース(約6ヵ月) | 各校で案内 | — | 映像講義のWeb体験 |
| 資格の大原 | 通学コースは各校で案内 | 各校で案内 | 6,000円(初回のみ) | セミナー・体験講義 |
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受講料やコース内容は、受験する年度ごとに見直されます。申し込む前に、各校の公式サイトで最新の金額と開講日程を見ておいてください。
TAC|梅田校・なんば校で教室講座とビデオブースを選べる
TACは梅田校となんば校の両方で、宅建の教室講座とビデオブース講座を扱っています。宅建の中心コースである総合本科生SPlusの教室講座は、11月から4月にかけて順次開講し、梅田校・なんば校とも開講校舎に入っています。
TACのプランと料金
初めて宅建を学ぶ人向けのメインコースが総合本科生SPlus(200,000円・税込)です。講義・ミニテスト・答案練習・全国公開模試までがひとつにまとまっていて、教室講座・ビデオブース講座・Web通信講座・オンラインライブ通信講座から受け方を選べます。TACを初めて利用する人は、受講料とは別に入会金10,000円(税込)が必要です。
- 同じコースなら、手続きなしで別の校舎でも受講できる。平日は梅田、週末はなんばといった使い分けができます
- 欠席した講義はWeb講義フォローで見られる。苦手な回の見直しにも使えます
- 本科生は全国の校舎の自習室を利用できる。通信で申し込んだ人も対象です
- 本科生は質問メールが使え、教室講座なら講師に直接質問・相談もできます
- 入会金が別にかかるため、初回は受講料に上乗せになります
- 自習室は教室の空き状況によって開放されないことがあります
体験は、教室講座の開講日の講義に無料で参加できます。当日、受付窓口で体験したいと伝えるだけで、持ち物は筆記用具だけです。梅田校・なんば校では宅建の個別相談会(要予約)も開かれていて、オンラインでの受講相談にも対応しています。
LEC|梅田と難波で生講義、平日の朝・昼クラスも
LECは梅田駅前本校と難波駅前本校で、宅建の通学クラスを開いています。どちらの校舎の講義日程表にも講師の生講義クラスが組まれているのが特徴で、梅田駅前本校にはビデオ講義のクラスもあります。
梅田駅前本校は水曜の朝・昼・夜、月・木曜の夜、土曜の朝、日曜の朝・夕と枠が多く、平日の日中に時間がある人も通いやすい編成です。難波駅前本校は火・金曜の夜と土曜の朝が中心なので、ミナミで働く人の仕事帰りや週末に合わせやすくなっています。
LECのプランと料金
通学で選ぶ人が多いのは、基礎講義と演習に絞ったパーフェクト合格フルコース(159,500円・税込)と、直前期の対策講座まで含めたプレミアム合格フルコース(192,500円・税込)です。費用を抑えて土台を固めたいならパーフェクト、試験直前までLECのカリキュラムで走り切りたいならプレミアムが目安になります。早期申込など、条件に応じた割引制度もあります。
- クラス間自由乗り入れ制度。同じ講座なら、梅田駅前本校と難波駅前本校のどちらの講義にも出席できます
- 通学コースにはWebフォローが付く。出られなかった回はWebで受講できます
- 開講日を過ぎてからでも、途中から通学スケジュールに合流できます
- 生講義は参加人数が少ないと、別の受講形態への変更や中止になる場合があります
- 乗り入れ先のクラスが定員に達していると利用できないことがあり、配布物は受講証に書かれた本校でしか受け取れません
- 難波駅前本校は月曜が定休日です
体験は予約不要で、一講座につき1回分の講義を無料で受けられます。対象は各科目の1回目なので、開講日に校舎へ行けばそのまま雰囲気を確かめられます。受講相談は、公式サイトから各本校の枠をネット予約できます。
日建学院|映像講義を教室で受け、質問はその場で
日建学院は建築・不動産系の資格講座で知られるスクールで、大阪市内では梅田校となんば校が宅建講座を案内しています。通学講座は、自社スタジオで収録した映像講義を教室で受けるスタイルです。全国どの校舎でも同じ講義が流れるため、校舎による講義内容の差がありません。
日建学院のプランと料金
初学者向けの標準的な通学コースが本科コースで、基礎から応用まで約6ヵ月かけて段階的に学びます。新しい受験年度のコースは毎年あらためて発表され、受講料や学生向けの価格は各校で案内されます。学割などの割引は、最寄りの校舎の窓口で申し込む仕組みです。
- 講義中はアドバイザー講師が常駐。分からないところをその日のうちに解消できます
- 欠席フォローシステム。規定の回数までなら、休んだ回を個別学習ルームで受けられます(予約制)
- 出張などで通常の校舎に行けない日も、予約すればほかの主要校で同じ講義を聴講できます
- 全席パソコン付きの個別ブースを、補習や自習に使えます(予約制)
- 講師が目の前で話す生講義ではないため、ライブ感を重視する人はサンプル講義で相性を見ておくと安心です
- 一般教育訓練給付制度は直営校のみが対象で、実施していない直営校もあります
公式サイトでは、実際の講義の一部を収めたサンプル講義を無料で見られます。受講相談は、希望する校舎のライセンスアドバイザーが受け付けています。
資格の大原|梅田・難波・新大阪の3校で映像通学
資格の大原は、梅田校・難波校・大阪校(新大阪)で宅建講座の映像通学を実施しています。映像通学は、校舎の個別視聴ブースを予約して講義を見る受け方です。3校とも視聴時間帯は平日が10:00から21:30までの3枠、土日祝が9:30から17:00までの2枠に分かれていて、夜の枠を使えば仕事帰りにも通えます。
資格の大原のプランと料金
宅建の通学コースは、受験年度ごとに開講校とクラスが発表され、受講料は各校で案内される形です。コース一覧にはWeb通信のパススル宅建士(42,000円・税込)が載っていて、1本5分の講義をスマホで進められます。大原グループの講座を初めて申し込む人は、入学金6,000円(税込)がかかります。
- 教室通学には振替出席制度がある。休んだ回は、大原各校で行われる同じ講義に出席できます
- 教室通学・映像通学ともにWeb講義が標準で付き、受講期間中は何度でも見返せます
- 教室通学のクラスをどの校舎に置くかは年度ごとに決まるため、校舎への確認が欠かせません
- 難波校の窓口はリモート受付で、講座の申込はWebからの手続きが案内されています
公式サイトでセミナーや体験講義の動画を見られるほか、個別受講相談も申し込めます。
合格実績は「誰を数えた数字か」まで読む
予備校が出している合格実績は、集計の条件がスクールごとに異なります。数字の大きさだけで比べず、どんな受講生を対象にした数字なのかをあわせて見てください。
- TAC:総合本科生SPlusのカリキュラム修了者(ミニテスト正答率80%以上などの条件を満たした人)について、2025年試験の合格率81.3%を公表しています。75名中61名という内訳も示されています
- LEC:対象コースに含まれる全国公開模試をすべて受験し、模試の正答率が70%以上だった人を集計した合格率を公表しています
- 日建学院:2025年度の合格者数として2,740名を公表しています。模擬試験だけの受験生や教材購入者は含んでいないと説明されています
条件で絞り込んだ合格率は、カリキュラムを最後までやり切った人の結果です。自分がその条件を満たせそうかを考えながら読むと、数字との付き合い方が見えてきます。
通学と通信、大阪ではどちらが合うか
予備校に通うか通信講座にするかは、受講料だけでは決めきれません。次の3つを自分に当てはめてみてください。
1. ひとりで勉強のリズムを作れるか
宅建は出題範囲が広く、半年ほどは学習を続けることになります。毎週決まった曜日に講義があると、それ自体がペースメーカーになります。独学で何度か挫折したことがあるなら、通学を選ぶ意味は大きいはずです。
2. 校舎までの移動時間をどう見るか
梅田や難波を毎日通る人なら、移動の負担はほとんど増えません。一方で、校舎まで乗り換えを含めて片道40分かかるなら、週2回の通学で往復2時間半以上が移動に消えます。その時間を学習に回せる通信講座のほうが、合計の勉強時間を確保しやすい場合もあります。
3. 予算の上限はいくらか
公式サイトに一般価格が載っている通学コースは15万円台から20万円台です。通信・オンライン講座なら数万円台から選べます。一般教育訓練給付制度の対象コースもあるため、雇用保険の加入期間などの要件を満たせば、受講料の20%が支給される可能性があります。
どちらか決めきれないときは、通信で始めて、模試だけ校舎で受けるという方法もあります。TACのように通信の本科生でも校舎の自習室を使えるスクールなら、通信と校舎のいいところを組み合わせられます。
通学が難しい人向けの宅建オンライン講座
残業や休日出勤が多い、家族の予定で夜は家を空けにくい、大阪府内でも梅田や難波まで遠い。そういう人は、スマホやパソコンで完結するオンライン講座から始めると無理がありません。通学講座より受講料を抑えやすいのも利点です。
アガルート|講義の量をしっかり確保したい人向け
アガルートの宅建講座は、初学者向けの入門カリキュラム/フル(107,800円・税込)と、内容を絞ったライト(54,780円・税込)の2本立てです。フルは質問サービスを30回まで使え、一般教育訓練給付制度の対象講座にもなっています。通学講座に近いボリュームの講義を、自宅で受けたい人に向いています。
スタディング|とにかく費用を抑えたい人向け
スタディングはスマホでの学習に特化した講座で、ミニマム(14,960円・税込)から始められます。過去問や模試まで入ったコンプリート(冊子付版)も29,800円(税込)です。環状線や御堂筋線での移動中、昼休みなど、すき間の時間を積み上げて勉強したい人に合います。
フォーサイト|紙のテキストを手元に置きたい人向け
フォーサイトは、紙のテキストとeラーニングを組み合わせて学ぶ通信講座です。バリューセット1(59,800円・税込・送料別)から、全額返金保証の対象になるバリューセット3(69,800円・税込・送料別)まであり、バリューセットは質問無制限です。スマホ中心で学ぶデジタルプラン(19,800円・税込)も用意されています。
大阪で校舎を選ぶときのチェックポイント
候補のスクールが決まったら、校舎を決める前に次の4点を確かめておくと、通いはじめてから慌てずにすみます。
梅田と難波の両方を使えるか
職場は梅田、自宅は南海沿線というように、平日と週末で動くエリアが違う人は少なくありません。TACやLECのように同じ講座なら別の校舎の講義に出られる仕組みがあれば、平日夜は梅田、土曜の朝は難波といった通い方ができます。
休んだ回をどう取り戻すか
Webで見るのか、別の日や別の校舎の講義に振り替えるのか、個別ブースで視聴するのか。欠席時のフォローはスクールごとに違います。急な残業や出張が多い人ほど、申し込む前にここを確かめておきたいところです。
自習室や個別ブースの使い勝手
家では集中できない人にとって、校舎の自習スペースは心強い存在です。使える受講生の範囲や予約の要否、定休日は校舎ごとに異なるので、見学のときに聞いておきましょう。
体験と受講相談の申し込み方
TACは開講日の講義を受付で申し出て体験でき、LECは各科目の1回目を予約なしで受けられます。日建学院と資格の大原は、公式サイトのサンプル講義や体験講義の動画で講義の様子をつかめます。どのスクールも個別の受講相談を受け付けているので、講義日程と校舎の雰囲気をまとめて確かめるなら相談の予約がいちばんの近道です。
大阪で受ける宅建試験の基本
宅建試験は、一般財団法人不動産適正取引推進機構が都道府県知事から委任を受けて実施する試験です。毎年1回、10月の第3日曜日に行われ、年齢や学歴などの受験資格はありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 毎年1回、10月の第3日曜日(午後1時〜午後3時) |
| 出題形式 | 50問・四肢択一式(登録講習修了者は45問) |
| 受験手数料 | 8,200円(非課税) |
| 申込み | インターネットは7月上旬から下旬、郵送は7月上旬から中旬 |
| 合格発表 | 原則として11月下旬 |
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試験は都道府県ごとに行われ、原則として申込み時点で住んでいる都道府県で受験します。大阪府に住んでいる人の試験地は大阪府で、受験申込みの受付などの事務は協力機関の(一財)大阪府宅地建物取引士センターが担当しています。郵送で申し込む場合の受験申込書も、試験地ごとに別々です。
大阪は兵庫・京都・奈良・和歌山から通勤・通学する人が多い地域です。神戸や奈良に住みながら梅田や難波の予備校に通う場合、本試験はふだん通う大阪ではなく、住んでいる県で受けることになります。合格後の資格登録も試験地の都道府県知事に申請するので、受験する府県は申込みの段階で確かめておきましょう。
合格基準点は試験ごとの結果をもとに発表され、年によって変わります。予備校の模試で合格圏に安定して入れるかどうかを、仕上がりの目安にするとよいでしょう。宅建業に従事している人は、登録講習を修了すると5問が免除されます。
大阪の宅建予備校についてよくある質問
Q. 大阪の宅建予備校の受講料はどのくらいですか?
A. 初学者向けの通学コースで公式サイトに一般価格が載っているものでは、LECのパーフェクト合格フルコースが159,500円、プレミアム合格フルコースが192,500円、TACの総合本科生SPlusが200,000円(いずれも税込)です。
TACは初めての人に入会金10,000円(税込)がかかります。日建学院と資格の大原の通学コースは、受講料を各校で案内しています。
Q. 梅田と難波、どちらの校舎を選べばいいですか?
A. ふだんの通勤・通学で通る駅に近いほうを選ぶのが基本です。JR・阪急沿線なら梅田、南海・近鉄沿線なら難波のほうが乗り換えが少なくすみます。
TACとLECは同じ講座であれば別の校舎の講義にも出られるので、両方を使い分ける通い方もできます。
Q. 仕事で講義を休んだらどうなりますか?
A. どのスクールにも欠席時のフォローがあります。
TACとLECはWebで休んだ回の講義を見られ、同じ講座なら別の校舎の講義にも出席できます。日建学院は規定の回数まで個別学習ルームで受講でき、資格の大原は振替出席制度で他校の同じ講義に出られます。
Q. 兵庫や京都に住んでいても、大阪の予備校に通えますか?
A. 通えます。予備校の受講に住所の制限はありません。
ただし宅建試験は、原則として住んでいる都道府県で受験します。予備校は大阪、本試験は兵庫や京都という形になるので、受験申込みは住んでいる府県の案内に沿って進めてください。
Q. 体験授業は予約が必要ですか?
A. LECの無料体験は予約不要で、各科目の1回目を受けられます。TACは開講日の講義を、受付窓口で体験希望を伝えて受講できます。
日建学院と資格の大原は、公式サイトのサンプル講義や体験講義の動画で講義の様子を確かめられます。受講相談はどのスクールも申し込めます。
Q. 通学講座でも教育訓練給付金は使えますか?
A. 対象のコースなら使えます。TACの総合本科生SPlus、LECのプレミアム・パーフェクト合格フルコースの給付対象クラス、日建学院の本科コース(直営校)などが一般教育訓練給付制度の対象です。
ただし開講月や受講形態によって対象外になることがあり、出席率などの修了要件もあります。自分が支給要件を満たしているかは、ハローワークで確認してください。
Q. 通学と通信は組み合わせられますか?
A. 多くの通学講座には、Webで講義を見返せる仕組みが付いています。平日はWeb、週末は教室というように組み合わせて学ぶこともできます。
TACのように、通信で申し込んだ本科生でも校舎の自習室を使えるスクールもあります。
まとめ
大阪の宅建予備校は梅田と難波に集まっていて、どちらのエリアでもTAC・LEC・日建学院・資格の大原の4校から選べます。講師の生講義ならTACやLEC、全国共通の映像講義を教室で受けるなら日建学院、自分の都合で校舎のブースを使いたいなら大原の映像通学やTACのビデオブースが候補です。
講座選びで本当に効いてくるのは、受講料の差よりも「半年間通い続けられるかどうか」です。乗り換えなしで行ける校舎、休んだときの取り戻し方、質問できる環境がそろっていれば、仕事と両立しながらでも学習は途切れにくくなります。
候補を2〜3校に絞れたら、体験講義か受講相談で実際の校舎を見てみてください。通学がどうしても難しい場合は、オンライン講座から始めるのも十分に現実的な選び方です。
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