アガルート行政書士の評判|合格率52.59%と全額返金は本当に得?

通信講座レビュー

アガルート行政書士講座は「価格は高めだけど合格率がすごい」と話題になっている通信講座です。ただ、実際に受講した人の声を調べてみると、講義やサポートに満足している人と、受講料やボリュームに戸惑った人がはっきり分かれています。この記事では、良い口コミだけでなく受講料や返金条件の実態まで正面から取り上げ、「自分に合う講座なのか」をしっかり判断できるように情報を整理しました。

  1. アガルート行政書士講座の評判を結論から言うと「高いが、講義とサポートで選ぶ人には強い」
  2. 受講前に知っておきたいアガルート行政書士講座の気になる口コミ
    1. 受講料は通信講座の中でも高価格帯に入る
    2. テキストと講義のボリュームが多く、消化しきれない人もいる
    3. 全額返金を受けるにはインタビュー出演などの条件がある
    4. テキストの色使いは「フルカラー」の印象と違うという声も
    5. 合格率46.82%の数字はどこまで信用できるのか
  3. 受講生が評価しているアガルート行政書士講座の強み
    1. 豊村講師の講義は「初学者でも飽きずに進められる」と好評
    2. 出題カバー率97.83%のカリキュラムで何をやるか迷いにくい
    3. 質問制度やバーチャル校舎など独学にはない伴走サポート
    4. 合格特典がモチベーション維持につながったという声が多い
    5. アプリやダウンロード機能でスキマ時間に勉強できる
  4. 2026年向けアガルート行政書士講座のコースと料金を整理
    1. 初学者向け:入門カリキュラム(フル・ライト)と入門総合講義
    2. 経験者向け:中上級・上級カリキュラムの使い分け
    3. 短期決戦向け:速習カリキュラムとキックオフ行政書士
    4. 豊村クラスと田島クラスはどう違う?
  5. アガルートの受講料は本当に高い?スタディング・フォーサイトと並べて比較
    1. 主要4社の価格・サポート・合格実績を一覧で比較
    2. 価格差の裏にあるサポート内容の違い
  6. 合格率46.82%の見方を正しく理解しておこう
    1. 公表されている数字の対象と算出方法
    2. 全国平均と並べるときに注意したい年度の違い
    3. 合格率だけで講座を選ばないための3つの視点
  7. 損しないために確認しておきたい割引・給付金・合格特典
    1. 再受講割引・乗換割引・グループ割引などの一覧
    2. 教育訓練給付金の対象はフルカリキュラムのみ
    3. 全額返金とお祝い金の違い・条件・注意点
  8. アガルート行政書士講座が合う人・合わない人を整理
    1. こんな人はアガルートで力を発揮しやすい
    2. こんな人は別の講座を検討したほうがいい
  9. 後悔しないカリキュラムの選び方3つのポイント
    1. 初学者はフルとライトのどちらにすべきか
    2. 学習経験者は中上級と上級をどう選ぶか
    3. 迷ったら無料体験でサンプル講義を確認するのが確実
  10. アガルート行政書士講座でよくある疑問をまとめて回答
    1. Q. ライトとフルはどちらを選べばいい?
    2. Q. 教育訓練給付金は使える?合格特典とどちらが得?
    3. Q. 豊村クラスと田島クラスはどっちがおすすめ?
    4. Q. 全額返金は合格すれば全員もらえる?
    5. Q. 今から始めて2026年11月の試験に間に合う?
    6. Q. 仕事をしながらでも学習を続けられる?
    7. Q. 合格率46.82%はどこまで信頼できる数字?
  11. アガルート行政書士講座の評判まとめ|自分に合うかは無料体験で確かめよう
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アガルート行政書士講座の評判を結論から言うと「高いが、講義とサポートで選ぶ人には強い」

アガルート行政書士講座について最初に押さえておきたいのは、この講座が「安さ」で選ばれるタイプではないということです。初学者向けの入門カリキュラム/フルは税込311,410円、ライトでも217,360円と、通信講座としては高価格帯に位置しています。最安水準のスタディング(34,980円〜)やフォーサイト(66,800円〜)と比べると、数倍の受講料がかかる計算になります。

では、なぜそれだけの価格を出してアガルートを選ぶ人がいるのか。その理由は大きく3つあります。

1つ目は、講師の質です。とくに豊村慶太講師は20年以上の指導経験を持ち、法律初学者でも飽きずに学べるテンポの良い講義が受講生から高く評価されています。2つ目は、出題カバー率97.83%という教材設計。行政書士試験で問われる内容をほぼ網羅しており、「何を勉強すればいいか迷わない」という声につながっています。3つ目は、質問制度「KIKERUKUN」やオンライン演習「TOKERUKUN」、バーチャル校舎など独学では手に入らない伴走サポートが揃っている点です。

合格実績の面でも、令和7年度は有料受講生の合格率52.59%、合格者数368名という数字を公表しており、全国平均14.54%と比べると約3.6倍にあたります。ただし、この合格率は公式サイト上で「有料講座受講生の合格実績」として案内されているもので、全国平均とは集計対象や条件が同一とは限らない点は後ほど詳しく触れます。

結論として、アガルート行政書士講座は「独学が不安で、講義の分かりやすさと学習サポートに投資したい人」には有力な選択肢です。一方、費用をとにかく抑えたい人や、自分のペースだけで進められる人には、他の講座のほうが合うケースもあります。

受講前に知っておきたいアガルート行政書士講座の気になる口コミ

受講料は通信講座の中でも高価格帯に入る

アガルートの行政書士講座は、通信講座の中では明確に高い部類に入ります。2026年合格目標の税込価格を並べると、入門総合講義が175,560円、入門カリキュラム/ライトが217,360円、入門カリキュラム/フルが311,410円です。経験者向けの中上級カリキュラム/フルは405,460円にもなります。

この金額がどの程度高いかは、他社と並べるとはっきりします。スタディングの行政書士合格コースはミニマム34,980円からコンプリート(ペーパーレス版)59,400円・冊子版69,400円、フォーサイトのバリューセット2は76,800円、ユーキャンの行政書士講座は通常69,000円(キャンペーン価格64,000円)です。アガルートの入門フルはスタディングのコンプリートコースの約5倍、フォーサイトの約4倍にあたります。

ただし、この価格差には理由があります。アガルートには講師への質問制度や演習システム、バーチャル校舎など独学では再現しにくい学習環境が含まれています。単純に「高いから損」とは言い切れず、「何に対してお金を払うのか」を理解した上で判断することが大切です。通信講座は安さだけで選ぶと、途中で挫折してしまうリスクもあるため、自分の学習スタイルと照らし合わせて検討してみてください。

テキストと講義のボリュームが多く、消化しきれない人もいる

アガルートの教材は、行政書士試験で出題される範囲を97.83%カバーする設計になっています。その分、テキストと講義の量はかなりのボリュームです。初学者向けの入門カリキュラム/ライトでも講義時間は約308時間(豊村クラスの場合)、フルになると約387時間に達します。経験者向けの中上級フルでは約421時間です。

これだけの分量を消化するには、相応の学習時間が必要になります。仕事や家事と両立しながら毎日2〜3時間を確保できる人なら無理なく進められますが、週末にまとめて学習するスタイルだと、全体を消化しきれずに不完全燃焼になるケースがあるようです。

口コミの中にも「講義も教材もボリュームがあって安心感がある」という声と、「全部こなそうとすると重い」という声の両方があります。アガルートの教材設計は「周回前提」でテキストを繰り返し使う想定なので、完璧主義の人は「全ページを一度で理解しなければ」と思わず、まずは全体を通して見ることを意識すると進めやすくなります。ボリュームが多いことは裏を返せばそれだけ手厚いということですが、自分の可処分時間と相談した上で選ぶ必要がある講座と言えます。

全額返金を受けるにはインタビュー出演などの条件がある

アガルートの合格特典として「全額返金」が用意されていますが、合格すれば自動的に返金されるわけではありません。対象講座が限定されているうえ、いくつかの条件をクリアする必要があります。

全額返金を受けるための条件は次の通りです。

  • 合格通知書データの提出
  • 再現記述の提出
  • 合格体験記の提出(所定の文字数を満たすもの)
  • 合格者インタビューへの出演(顔出し・実名)

さらに、提出した体験記や写真・動画はアガルートのWebサイトや広告で利用され、実名掲載に同意する必要があります。匿名での対応はできません。公式サイトでも、この返金は「売買契約の解除に伴う返金」ではなく、「原稿料・講演料としての支払い」であることが明記されています。そのため、源泉徴収が差し引かれた金額が振り込まれます。

「合格特典=合格者全員が自動でもらえる」という認識は誤りなので、受講前にこの条件を把握しておくことが重要です。条件に納得できる人にとっては「合格への強いモチベーション」になりますが、実名掲載やインタビュー出演に抵抗がある人は、別の特典(お祝い金5万円)のほうが現実的な選択肢になります。

テキストの色使いは「フルカラー」の印象と違うという声も

アガルートの教材は「フルカラーテキスト」と紹介されていますが、受講生の中には「想像していたフルカラーと違った」と感じる人もいます。実際のテキストは、重要な用語や条文に色が付けられている一方で、全体としてはシンプルな配色になっており、派手なビジュアルを期待していた人にはやや地味に映ることがあるようです。

一方で、「余白が適度にあって書き込みしやすい」「色がうるさくなく長時間見ても疲れにくい」というプラスの評価も少なくありません。テキストの色使いは完全に好みの問題なので、これだけで講座の良し悪しを判断するのは早計でしょう。

アガルートでは無料体験として約16時間分のサンプル講義とB5サイズ約80ページのサンプルテキストを確認できます。紙面のデザインが自分の学習スタイルに合うかどうかは、実物を見て判断するのが一番確実です。デジタルブックでの閲覧にも対応しているため、紙とデジタルの両方で試してみることをおすすめします。

合格率46.82%の数字はどこまで信用できるのか

アガルート行政書士講座の大きなアピールポイントである合格率について、少し立ち止まって考えてみましょう。令和6年度の有料受講生合格率は46.82%(合格者300名)で、同年度の全国平均12.90%と比べると約3.6倍です。なお、最新の令和7年度はさらに高い52.59%(合格者368名)を記録しています。

この数字自体は公式が公表しているもので、根拠のない宣伝文句ではありません。ただし、この数字を読むときには注意が必要です。アガルートが公表している52.59%は、公式サイト上では「有料講座受講生の合格実績」として案内されています。全国平均とは集計対象や条件が完全に同一とは限らないため、数値を見る際は公式注記もあわせて確認するのが安全です。

だからといって「信用できない」と切り捨てるのは行き過ぎです。重要なのは、この数字を「有料講座受講生の合格実績」として正しく理解し、全受講生全体の合格率とは異なる指標であることを踏まえることです。合格率の高さだけで講座を選ぶのではなく、カリキュラム内容やサポート体制、自分との相性を総合的に見て判断してください。

受講生が評価しているアガルート行政書士講座の強み

豊村講師の講義は「初学者でも飽きずに進められる」と好評

アガルート行政書士講座で最も安定して高い評価を受けているのが、豊村慶太講師の講義です。豊村講師は大手資格学校で12年以上にわたり看板講師として活躍した経歴を持ち、行政書士試験の指導歴は20年以上に及びます。

講義の特徴は、身近な具体例や時事ネタを交えたテンポの良い解説です。法律の条文は初学者にとって取っつきにくいものですが、豊村講師は難しい内容を噛み砕いて説明するスタイルで、「勉強しているというより話を聞いている感覚で進められる」と感じる受講生が多いようです。講義時間は長めですが、「倍速再生でも聞き取りやすい」「移動中に音声だけ聞いても内容が頭に残る」という声もあります。

早い段階からアウトプット演習を取り入れる指導方針も特徴的で、知識をインプットするだけでなく、実際の問題で使える形に定着させることを意識したカリキュラムになっています。ただし、講師との相性は人それぞれなので、まずは無料体験でサンプル講義を視聴してみるのが確実です。

出題カバー率97.83%のカリキュラムで何をやるか迷いにくい

アガルートが公表している出題カバー率は令和7年度本試験で97.83%です。これは、行政書士試験で実際に出題された問題のうち、アガルートの教材でカバーしていた論点の割合を示しています。

この数字が受講生にとって意味があるのは、「どの教材を使えばいいか」「追加で他の教材が必要か」と悩まなくて済む点です。独学の場合、市販テキストだけでは網羅性に不安を感じて教材を買い足すケースがよくありますが、アガルートのカリキュラムに沿って学習すれば、原則として外部教材を追加する必要がありません。

入門カリキュラムでは「全体構造編」「入門総合講義」「短答過去問解説講座」「記述過去問解説講座」「逐条ローラーインプット講座」「文章理解対策講座」など段階的に講座が組まれており、インプットとアウトプットを交互に繰り返す設計になっています。ただし、カバー率が高い分だけ教材量も多くなるため、計画的に学習を進めることが大切です。「範囲が広いからこそ優先順位を付けて取り組める」という見方ができれば、この網羅性は心強い味方になるはずです。

質問制度やバーチャル校舎など独学にはない伴走サポート

通信講座で最も不安に感じるのは「分からないことがあったとき、誰にも聞けない」という点ではないでしょうか。アガルートでは、この課題に対してさまざまなサポート機能を用意しています。

まず、オンライン質問サービス「KIKERUKUN」です。24時間いつでも質問を投稿でき、講師やスタッフが原則5営業日以内に回答してくれます。利用回数は入門フルで100回、ライトで50回までと上限がありますが、過去のQ&Aも検索できるため、同じ疑問を他の受講生が質問済みであれば回答をすぐ確認できます。数か月にわたる受験期間を考えると、十分な回数が確保されています。

次に、スマホ演習「TOKERUKUN」。科目別・ランク別・最近解いていない問題などで絞り込んだ過去問演習ができ、連続学習日数の可視化で自分の学習状況を把握しやすくなっています。通勤時間のちょっとした空き時間でも数問解けるので、日常に組み込みやすい設計です。

さらに、入門フル受講生限定で利用できるバーチャル校舎があります。オンライン上で他の受講生と同じ空間で自習したり、学習サポーター(合格者)に相談できる環境が整っています。先着希望制で定員に達すると締め切られる点には注意が必要ですが、通信講座にありがちな「一人で勉強する孤独感」を軽減できるのは大きなメリットです。

合格特典がモチベーション維持につながったという声が多い

行政書士試験の学習は半年から1年以上の長期戦になります。この間、モチベーションを維持し続けるのは簡単ではありません。アガルートの合格特典は、学習を続ける「心理的な支え」として機能していると評価する受講生が少なくありません。

合格特典には「全額返金」と「お祝い金5万円(源泉徴収後44,895円のAmazonギフト券)」の2種類があり、合格時にどちらかを選択できます。全額返金の対象は入門フル・中上級フル・上級フル・速習カリキュラムなど一部講座に限定されていますが、「合格したら受講料が戻ってくる」という仕組み自体が長期学習の中で大きなモチベーションになり得ます。

受講生の声としては「合格特典があるから最後まで走り切れた」「返金が目標になって勉強のギアが上がった」といった好意的な口コミが多く見られます。金銭的なインセンティブが心理面にプラスに作用する仕組みだと言えるでしょう。ただし、前述の通り全額返金にはインタビュー出演など複数の条件があるため、「お得」の面だけで期待するのではなく、あくまで「がんばった自分へのご褒美」くらいの位置づけで考えておくと精神的に楽です。

アプリやダウンロード機能でスキマ時間に勉強できる

社会人が行政書士試験に挑戦するとき、学習時間の確保は最大の課題になります。アガルートの講義はスマートフォンアプリ「AGAROOT Learning」に対応しており、講義動画のダウンロードとオフライン再生が可能です。通勤電車の中や昼休みなど、ネット環境がない場所でも学習を続けられます。

再生速度は最大で9段階の倍速に対応しており、1回目はノーマル速度でじっくり聞き、2回目以降は1.5〜2倍速で復習するという使い方をしている人が多いようです。バックグラウンド再生にも対応しているため、家事をしながら音声だけ聞くという学習法も可能です。

テキストはデジタルブックでも閲覧でき、マーキング機能を使って重要箇所に印を付けることもできます。紙のテキストを持ち歩かなくても、スマホ1台で講義視聴・テキスト参照・演習までこなせる環境が整っている点は、忙しい社会人にとって実用的な設計です。ただし、スマホ学習に完全特化しているスタディングと比べると、アプリのUIやコンテンツの軽さでは一歩譲る面もあります。アガルートの強みはあくまで「講義・テキスト・サポートの総合力」であり、スマホ学習はその中の一要素と考えるのが自然です。

2026年向けアガルート行政書士講座のコースと料金を整理

初学者向け:入門カリキュラム(フル・ライト)と入門総合講義

初めて行政書士試験に挑戦する人向けのコースは3つあり、価格と内容のバランスが異なります。

講座名 税込価格 講義時間の目安(豊村クラス) 主な特徴
入門総合講義 175,560円 約206時間 講義中心。演習・質問は最小限
入門カリキュラム/ライト 217,360円 約308時間 KIKERUKUN(50回)・TOKERUKUN付き
入門カリキュラム/フル 311,410円 約387時間 KIKERUKUN(100回)・バーチャル校舎・給付金対象

入門総合講義は講義とテキストだけで基礎知識を固めるシンプルな構成です。アウトプット演習は含まれていないため、他の教材や問題集で演習を補える人向けと言えます。

入門ライトは、入門総合講義の内容に加えて短答過去問解説・記述過去問解説・KIKERUKUN(質問50回)・TOKERUKUN(オンライン演習)が付きます。初学者にとってはアウトプットまでセットになった実戦的なコースです。

入門フルは、ライトの内容にさらに全体構造編・逐条ローラーインプット講座・文章理解対策講座・バーチャル校舎が加わります。法律初学者がつまずきやすい「条文理解」と「文章理解」を厚くカバーする設計で、一般教育訓練給付金の対象にもなっています。ライトとフルの価格差は約94,000円あり、この差額を「挫折防止のための投資」と見るかどうかが判断の分かれ目です。

なお、2026年4月時点では、公式サイトで2027年合格目標の入門講座も公開されており、税込166,320円〜295,020円の価格帯で販売されています。今から学習を始める人は、2026年合格目標と2027年合格目標のどちらを選ぶかも確認しておきましょう。

経験者向け:中上級・上級カリキュラムの使い分け

行政書士試験に再挑戦する人や法律学習の経験がある人には、中上級カリキュラムと上級カリキュラムが用意されています。

講座名 税込価格 講義時間の目安 向いている人
中上級総合講義 259,160円 約310時間 基礎から復習したい経験者
中上級カリキュラム/ライト 311,410円 約359時間 弱点補強+演習が必要な人
中上級カリキュラム/フル 405,460円 約421時間 総復習+バーチャル校舎も活用したい人
上級カリキュラム/ライト 206,910円 約136時間 基礎力はあり仕上げだけしたい人
上級カリキュラム/フル 300,960円 約208時間 直前対策を万全にしたい人

中上級は「過去問で6割程度取れるが、まだ穴がある」という段階の人に適しています。基礎講義に加えて図表まとめ講座や記述式対策が含まれ、弱点を特定しながら全体を底上げできる構成です。上級は「本試験で160点前後」あるいは「中上級レベルを7割程度マスターしている」人向けで、図表まとめ・記述・模試のみのコンパクトな構成になっています。

選び方のポイントは「自分の現在地」です。まだ基礎知識に不安がある人が無理に上級を選ぶと、前提知識が足りず効率が落ちてしまいます。逆に、基礎が固まっている人が中上級を選ぶと既知の内容が多くなり時間がもったいないケースもあります。直前期の質問回数上限も中上級(フル100回/ライト50回)と上級(フル30回/ライト20回)で差があるため、サポートの厚みも含めて検討してみてください。

短期決戦向け:速習カリキュラムとキックオフ行政書士

「今から学習を始めて今年の試験に間に合わせたい」という人には、短期集中型のコースが2つ用意されています。

速習カリキュラム(税込217,800円)は、入門カリキュラムと同様の講座を凝縮したコースです。民法や行政法など重要科目の分量はフルボリュームで確保されており、時間が限られている中でも得点力を高められる設計になっています。質問回数は20回と入門コースより少なめですが、重要科目を効率よく回せる構成は「遅めスタート」の受験生にとって心強い選択肢です。

キックオフ行政書士(税込43,780円)は、約55時間の講義で憲法・民法・行政法の重要3科目を集中的に学ぶ導入講座です。アガルートの中では最も手頃な価格帯ですが、試験全範囲をカバーする本命コースというより、「まず行政書士試験がどんなものか知りたい」「先行学習として重要科目の骨格を掴みたい」という人に向いています。キックオフだけで本試験に十分対応するのは難しいため、あくまで入門の足がかりと考えるのが安全です。

豊村クラスと田島クラスはどう違う?

入門カリキュラムでは、メイン講師を豊村慶太講師と田島圭祐講師のどちらか一方から選択します。受講料は同じですが、講義時間とスタイルに違いがあります。

豊村クラスは講義時間が入門フルで約387時間と田島クラス(約365時間)より約22時間長めです。豊村講師は身近な例え話や雑談を交えながらじっくり解説していくスタイルで、法律になじみのない初学者でも自然と内容が頭に入りやすい授業を展開します。

田島クラスは、日本語の読解力を活かした論理的で落ち着いた説明が特徴です。田島講師は大学入試指導で培った「文章を正確に読み解く力」を条文理解に応用するアプローチを取っており、条文の読み込みや文章理解問題に苦手意識がある人に向いています。講義はやや淡々と進むタイプですが、無駄なく要点を押さえたい人には好相性です。

重要な注意点として、購入後の講師変更はできません。「何となく」で選ぶと後悔する可能性があるため、無料体験で両方のサンプル講義を視聴してから決めることを強くおすすめします。講義のテンポや説明の仕方は好みが分かれる部分なので、実際に聞き比べたほうが納得のいく判断ができます。

アガルートの受講料は本当に高い?スタディング・フォーサイトと並べて比較

主要4社の価格・サポート・合格実績を一覧で比較

行政書士講座を検討するとき、アガルートと比較されることが多いのはスタディング・フォーサイト・LECの3社です。それぞれの代表コースを並べると、価格帯や強みの違いが見えてきます。

講座名 代表コースの価格 質問・サポート 合格実績の表示方法 こんな人に向いている
アガルート 入門ライト 217,360円
入門フル 311,410円
KIKERUKUN(質問50〜100回)、TOKERUKUN、バーチャル校舎(フルのみ) 令和7年度 有料講座受講生合格率52.59% 講義の質とサポートを重視したい人
スタディング ミニマム 34,980円
コンプリート(ペーパーレス版)59,400円
コンプリート(冊子版)69,400円
AI問題復習、Q&Aチケット制(有料追加) 2025年度 合格者の声419名(報告者数) 価格を抑えてスマホ完結で学びたい人
フォーサイト バリューセット1 66,800円
バリューセット2 76,800円
ManaBun(eラーニング)、質問は回数上限あり 2025年度 合格率58.5%(条件充足者ベース) フルカラーテキストで効率よく学びたい人
LEC スマホで行政書士 S式合格講座 33,380円〜
パーフェクトコースSP 245,000円〜
教えてチューター、質問フォロー 合格者実績あり(詳細はコースにより公表形態が異なる) 大手予備校の安心感で学びたい人

この表で注意すべきは、各社の合格率・合格者数の「定義」が違うことです。アガルートは「有料講座受講生の合格実績」、フォーサイトは「条件充足者ベース」、スタディングは「合格報告者数」と、それぞれ数字の意味が異なります。合格率の数値だけを横並びにして「どこが一番高いか」を比べても、正確な比較にはなりません。

価格差の裏にあるサポート内容の違い

アガルートとスタディングの価格差は最大で約27万円にもなりますが、この差額は「何に対して支払っているのか」を理解すれば意味が見えてきます。

スタディングが低価格を実現できているのは、オンライン完結でスマホ特化した設計により運営コストを削減しているからです。講義もコンパクトにまとめられており、質問サービスはチケット制で追加購入する仕組みになっています。最小限のコストで必要な知識を効率よく得たい人にはぴったりの設計です。

フォーサイトは、独自のフルカラーテキストとeラーニングシステム「ManaBun」を組み合わせた効率重視の学習設計が特長です。出題範囲を絞り込んで「やるべきこと」を最小化する方針のため、教材量はアガルートより少なく、価格も抑えられています。質問回数には上限がありますが、価格帯を考えるとバランスの良い選択肢です。

LECは老舗の資格予備校として蓄積されたノウハウと質問フォロー体制が強みです。通学とオンラインの両方に対応しているため、対面で学びたい人にも選択肢があります。

アガルートが他社より高いのは、KIKERUKUNの質問制度、TOKERUKUN、バーチャル校舎、合格特典(全額返金・お祝い金)など、人の伴走と経済的インセンティブを含めた学習環境を一式提供しているためです。「安い講座が悪い」のではなく、各社が何を削って何を残しているかが異なるだけです。自分にとって必要なサポートがどの程度かを見極めることが、講座選びで失敗しないコツになります。

合格率46.82%の見方を正しく理解しておこう

公表されている数字の対象と算出方法

アガルートが公表している合格率46.82%は、令和6年度(2024年度)の行政書士試験における有料講座受講生の実績です。公式サイトでは「有料講座受講生の合格実績」として案内されており、全受講生全体を母数とした合格率とは集計対象が異なります。

行政書士試験全体の合格率は、試験を実施する行政書士試験研究センターが発表する数字で、令和6年度は受験者全体のうち12.90%が合格しています。アガルートの46.82%は、母集団がまったく異なるため、単純に「全国平均の3.6倍」と受け取るだけでなく、「どういう集団のどういう数字か」まで理解しておくことが大切です。

なお最新の令和7年度は、アガルートの有料受講生合格率が52.59%(合格者368名)、全国平均が14.54%(受験者50,163名、合格者7,292名)と公表されています。いずれの年度も、数字が完全にでたらめということはありませんが、「講座を受講した全員のうち半数が受かる」と解釈するのは正確ではないという点を押さえておきましょう。

全国平均と並べるときに注意したい年度の違い

行政書士試験の合格率は年度によって変動します。令和6年度は12.90%、令和7年度は14.54%と1.6ポイントの差があります。試験の難易度や出題傾向が年ごとに変わるため、「昨年より上がった=簡単になった」とは一概に言えませんが、数字を比較する際に年度がずれていると判断を誤る原因になります。

たとえば「アガルートの合格率46.82%は全国平均14.54%の3倍以上」と書いてしまうと、令和6年度のアガルートデータと令和7年度の全国データを混在させた不正確な比較になります。正しく比べるなら、令和6年度同士(46.82% vs 12.90%)か、令和7年度同士(52.59% vs 14.54%)でペアにする必要があります。

他社の合格実績を比較する場合も同様です。フォーサイトの「合格率58.5%」やスタディングの「合格者の声419名」も、それぞれ定義と対象年度が異なるため、数字だけを横に並べても正確な比較にはなりません。合格率は「年度・定義・母集団」の3点をセットで確認する習慣をつけると、情報に振り回されずに済みます。

合格率だけで講座を選ばないための3つの視点

合格率が高い講座=自分に最適な講座とは限りません。講座選びで後悔しないために、合格率以外に確認しておきたい視点を3つ整理します。

視点1:サポート設計が自分に必要か

アガルートは質問制度・演習ツール・バーチャル校舎など伴走型のサポートが充実していますが、独学に慣れている人にとっては不要な機能に見えることもあります。自走力が高い人は、サポートが最小限の講座でも十分合格を狙えるため、「自分に必要なサポートは何か」を先に明確にしておくと無駄な出費を防げます。

視点2:カリキュラムの量を消化できるか

出題カバー率が高い講座は安心感がある反面、教材量が多くなります。毎日2〜3時間を確保できる環境であれば問題ありませんが、忙しい時期が多い人にとっては全量消化がストレスになるかもしれません。自分の生活リズムに無理なく組み込める教材量かどうかを事前に確認しましょう。

視点3:講師や教材との相性

どれだけ合格率が高くても、講義テンポが合わなかったりテキストの見た目がストレスになったりすると学習効率は下がります。無料体験やサンプル教材を活用して、講師の話し方・テキストの色使い・アプリの操作感を実際に確かめてから申し込むのが失敗を防ぐ最も確実な方法です。

損しないために確認しておきたい割引・給付金・合格特典

再受講割引・乗換割引・グループ割引などの一覧

アガルートの受講料は高めですが、条件を満たせば各種割引を適用して実質負担を下げることが可能です。代表的な割引制度をまとめました。

割引制度 割引率 対象者・条件
期間限定セール 5%OFF 2026年合格目標の対象講座(時期・対象は公式ページで要確認)
再受講割引 30%OFF 過去にアガルートの行政書士講座を受講した人
ステップアップ割引 30%OFF アガルート内で上位講座にステップアップする人
他校乗換割引(他社スイッチ割) 20%OFF 他社の行政書士講座から乗り換える人
他資格試験合格者割引 10〜20%OFF アガルート対象資格の合格者
受験経験者割引 10%OFF 行政書士試験の受験経験がある人
家族割引 10%OFF 家族にアガルート受講生・受講経験者がいる場合
グループ割引 10〜20%OFF 3〜4人で10%、5〜9人で15%、10人以上で20%

割引の多くは「購入前の申請」が必要で、購入後に遡って適用することはできません。また、複数の割引やセール価格との併用ができない場合もあるため、自分が使える割引がどれかを事前に確認し、申込時に漏れなく申請してください。

教育訓練給付金の対象はフルカリキュラムのみ

雇用保険の一般教育訓練給付制度を利用すると、受講料の20%(上限10万円)がハローワークから支給されます。行政書士試験のアガルート講座で対象になるのは、入門フル・中上級フル・上級フルの3講座のみです。入門ライトや入門総合講義、速習カリキュラム、キックオフは対象外です。

現在の表示価格ベースで理論上の給付額を計算すると、入門フル311,410円の20%は62,282円、中上級フル405,460円の20%は81,092円、上級フル300,960円の20%は60,192円です。いずれも上限10万円以内に収まるため、この金額がそのまま支給される可能性があります。

ただし、教育訓練給付金を受給するには雇用保険への加入期間など一定の条件を満たす必要があります。また、アガルートの合格特典(全額返金・お祝い金)との併用はできないため、どちらを利用するかは受講前に決めておく必要があります。「確実に費用を抑えたい」なら給付金、「合格後に大きなリターンを狙いたい」なら合格特典という判断基準で考えると整理しやすいでしょう。

全額返金とお祝い金の違い・条件・注意点

アガルートの合格特典は「全額返金」と「お祝い金5万円」の2つがあり、合格後にどちらかを選択できます。両者の違いを整理しておきましょう。

項目 全額返金 お祝い金
金額 税抜受講料全額(源泉徴収後) 44,895円分のAmazonギフト券(源泉徴収後)
提出物 合格通知書+再現記述+合格体験記+合格者インタビュー出演 合格通知書+合格体験記
実名掲載 必要(匿名不可) 必要
申請期限 合格発表後の所定期間内 合格発表後の所定期間内

全額返金のほうが金銭的なメリットは大きいですが、再現記述の作成やインタビューへの出演など手間がかかります。さらに、提出した体験記や動画はアガルートの広告やWebサイトで使用されるため、自分の合格情報が不特定多数に公開されることになります。

お祝い金は条件が比較的軽く、合格通知書と体験記の提出だけで申請できます。インタビュー出演は不要なので、人前に出ることに抵抗がある人はこちらが現実的です。いずれの特典も、教育訓練給付金との併用はできません。法人名義での申し込みも対象外です。

申請期限を過ぎると理由を問わず受け付けてもらえないため、合格発表後はすぐに手続きに着手するようにしましょう。

アガルート行政書士講座が合う人・合わない人を整理

こんな人はアガルートで力を発揮しやすい

アガルートの講座設計は、以下のような学習スタイルや条件に当てはまる人に相性が良いと言えます。

  • 法律を初めて学ぶため、何をどの順序で勉強すべきか自分だけでは判断できない人
  • 費用が多少高くても、質問制度や演習ツール、学習サポートが一式揃った環境に投資したい人
  • 講師の講義を軸に学習を進めたい人(特に豊村講師や田島講師の説明スタイルが合った人)
  • 毎日コツコツ学習時間を確保でき、300〜400時間の講義を最後まで消化する覚悟がある人
  • 合格特典を目標にしてモチベーションを維持できるタイプの人

アガルートの強みは「迷わせない学習導線」と「人の伴走」にあります。独学では自分で学習計画を立て、分からない箇所を自力で解決する必要がありますが、アガルートでは講義の順番に沿って進めれば試験範囲を網羅的にカバーできます。自走力に不安がある人ほど、この仕組みの恩恵を感じやすい講座です。

こんな人は別の講座を検討したほうがいい

逆に、以下のような人はアガルート以外の講座のほうが満足度が高い可能性があります。

  • 受講料をできるだけ低く抑えることが最優先の人(スタディングやフォーサイトのほうが選択肢に入りやすい)
  • 教材は最小限でよく、必要なところだけ効率よく学びたい人(アガルートは網羅型なので量が多い)
  • 全額返金の条件にある実名掲載やインタビュー出演に抵抗がある人
  • 質問制度やライブ配信を使う予定がなく、スマホ1台で完結させたい人
  • 独学に慣れていて、他人からのサポートを特に必要としない人

講座の「合わない人」を明確にすることは、ネガティブなことではありません。自分の学習スタイルに合った講座を選ぶことが合格への近道であり、「高い講座=良い講座」でも「安い講座=悪い講座」でもないのが実情です。アガルートの伴走型設計が合わないと感じたら、スマホ完結・低価格で攻められるスタディングや、効率重視でコンパクトに仕上げるフォーサイトなど、自分の条件に合う講座を幅広く比較してみてください。

後悔しないカリキュラムの選び方3つのポイント

初学者はフルとライトのどちらにすべきか

初学者が最も迷うのが「入門カリキュラムのフルとライト、どちらにするか」という問題です。両者の価格差は約94,000円。この差額で何が追加されるのかを整理しておきましょう。

フルにはライトにない「全体構造編」「逐条ローラーインプット講座」「文章理解対策講座」が含まれます。全体構造編は学習の最初に法律の全体像を俯瞰する講座で、これがあると個別科目に入ったときに迷子になりにくくなります。逐条ローラーは条文を一つずつ読み込む講座で、条文の正確な理解が求められる行政書士試験では直接的に得点力に結びつきます。文章理解対策は一般知識科目の得点安定化に役立ちます。

さらに、質問回数がライト50回に対してフルは100回と倍になり、バーチャル校舎はフルのみ利用可能です。教育訓練給付金の対象もフルのみです。

とはいえ、ライトでもKIKERUKUN・TOKERUKUN・短答セルフチェックなど必要な学習ツールは揃っており、合格に必要な範囲はカバーされています。「フルが上位互換だから全員フル」と考える必要はありません。自分で学習計画を管理でき、条文は市販の六法で補えるという人はライトでも十分戦えます。不安が大きい初学者や、バーチャル校舎で仲間と学びたい人はフルを検討する価値があります。

学習経験者は中上級と上級をどう選ぶか

再受験する場合、自分の「現在地」を正直に見つめることが選択の出発点になります。中上級と上級の分かれ目は、基礎知識の穴がまだ残っているかどうかです。

過去問を解いて6割前後の正答率であれば、まだ基礎に抜けがある状態です。この段階で上級を選んでしまうと、前提知識が不足したまま応用的な内容に取り組むことになり、効率が落ちかねません。中上級カリキュラムは基礎講義から丁寧にやり直せる構成なので、「去年惜しくも不合格だったが、弱点がはっきりしている」という人に適しています。

一方、本試験で160点前後を取れた経験があり、あとは記述式や苦手科目を潰すだけという段階であれば、上級カリキュラムが効率的です。図表まとめ講座や模試でピンポイントに仕上げられるため、時間を無駄にしません。

中上級フルと上級フルの価格差は約10万円あるため、「安いほう」で選びたくなる気持ちはわかりますが、自分に合わないレベルの講座を選ぶと学習時間のロスが発生します。価格だけでなく、現時点の得点力で判断するのが回り道をしないコツです。

迷ったら無料体験でサンプル講義を確認するのが確実

ここまで読んで「自分にはどのコースが合うか、まだ決められない」と感じた人もいるのではないでしょうか。その場合、最も確実なのは無料体験を利用することです。

アガルートの無料体験では、約16時間分の講義(民法総則と個人情報保護法)とB5サイズ約80ページのサンプルテキストを20日間利用できます。豊村講師と田島講師の両方のサンプルが含まれているため、講師の話し方やテンポを実際に聞き比べることが可能です。

無料体験で確認しておきたいポイントは4つあります。

  • 講義のテンポは自分に合うか(早すぎないか、ゆっくりすぎないか)
  • テキストの色使いやレイアウトは見やすいか
  • アプリや学習画面の操作は直感的にできるか
  • 講師の説明スタイルは自分の理解の仕方に合っているか

Webサイトや口コミだけで判断するよりも、自分の目と耳で確かめたほうが納得感のある選択ができます。無料体験は申し込みの義務がないため、気軽に試してみてください。

アガルート行政書士講座でよくある疑問をまとめて回答

Q. ライトとフルはどちらを選べばいい?

A. ライトは必要な講座を凝縮して価格を抑えたい人向け、フルは逐条ローラーインプットや文章理解対策まで含めて万全の態勢で臨みたい人向けです。フルにはバーチャル校舎(先着制)や質問100回が付き、教育訓練給付金の対象にもなります。差額は約94,000円なので、条文理解や文章理解に不安がある初学者はフル、自走力があり費用を抑えたい人はライトという判断が一つの目安になります。

Q. 教育訓練給付金は使える?合格特典とどちらが得?

A. 一般教育訓練給付金は入門フル・中上級フル・上級フルの3講座が対象で、受講料の20%(上限10万円)がハローワークから支給されます。ただし、アガルートの合格特典(全額返金・お祝い金)との併用はできません。確実に受講料を抑えたいなら給付金を選択し、合格する自信があり条件をクリアできるなら全額返金のほうがリターンは大きくなります。受給条件(雇用保険加入期間など)も事前に確認しておきましょう。

Q. 豊村クラスと田島クラスはどっちがおすすめ?

A. 受講料は同じなので、決め手は講義スタイルとの相性です。豊村講師は例え話や雑談を交えたテンポの良い解説で初学者でも飽きにくいのが特徴。田島講師は条文読解や文章理解に強みを持つ論理的な説明スタイルで、落ち着いたトーンで学びたい人に向いています。購入後の講師変更はできないため、無料体験で両方の講義を視聴して判断するのが最も安全な方法です。

Q. 全額返金は合格すれば全員もらえる?

A. もらえません。全額返金は対象講座(入門フル・中上級フル・上級フル・速習)の受講者に限られ、合格通知書データ・再現記述・合格体験記の提出に加えて、顔出し・実名でのインタビュー出演が求められます。ライトコースや教育訓練給付金利用者は対象外です。提出物や出演内容はアガルートの広告やWebサイトで使用されることにも同意する必要があります。条件に抵抗がある人は、お祝い金(44,895円分のAmazonギフト券)を選ぶほうが現実的です。

Q. 今から始めて2026年11月の試験に間に合う?

A. 2026年度の行政書士試験は11月8日(日)に実施予定です。4月から学習を開始すれば約7か月の期間があります。入門カリキュラムは半年から1年をかけて学習する設計で、毎日2〜3時間の学習時間を確保できれば十分に合格を狙える期間です。ただし、仕事が繁忙期に重なる時期がある人は、速習カリキュラムで重要科目に絞るプランも視野に入れておくと安心です。アプリのダウンロード機能を活用すれば、通勤時間も学習時間に変えられます。

Q. 仕事をしながらでも学習を続けられる?

A. アガルートの講座は社会人が仕事と両立しながら学習できるよう設計されています。講義動画はスマホアプリでダウンロードでき、最大9段階の倍速再生やバックグラウンド再生に対応しているため、通勤中や家事の合間にも学習を進められます。TOKERUKUNのスマホ演習を使えば、昼休みの10分間でも数問の過去問演習が可能です。ただし、フル系の講座は総学習量が大きいため、平日でも少しずつ進める習慣を作ることが継続のカギになります。週末にまとめて学習するスタイルだと消化しきれないリスクがある点は意識しておいてください。

Q. 合格率46.82%はどこまで信頼できる数字?

A. 46.82%は令和6年度、52.59%は令和7年度のアガルート有料講座受講生の合格実績です。公式が公表している数字であり、根拠のない作り話ではありません。ただし、公式サイトで「有料講座受講生の合格実績」として案内されている通り、全受講生全体を母数とした合格率とは集計対象が異なる点は理解しておく必要があります。全国平均(令和6年度12.90%、令和7年度14.54%)と比べれば高い水準にあるのは事実ですが、合格率だけで講座を選ぶのではなく、カリキュラムの内容やサポート体制、価格とのバランスも含めて総合的に判断することをおすすめします。

アガルート行政書士講座の評判まとめ|自分に合うかは無料体験で確かめよう

アガルート行政書士講座は、通信講座の中では高価格帯に位置していますが、そのぶん講義の質・教材の網羅性・学習サポートの手厚さで他社と差別化されている講座です。

この記事のポイントを振り返ります。

  • 受講料は入門フルで311,410円と高めだが、質問制度・演習ツール・バーチャル校舎・合格特典まで含めた一式の学習環境に投資する設計
  • 豊村講師の分かりやすい講義と出題カバー率97.83%の教材が、「何をどの順で学べばいいか」を迷わせない
  • 合格率52.59%(令和7年度)は「有料講座受講生の合格実績」として公表された数字。参考にはなるが、全国平均とは集計条件が異なる点を理解した上で判断すること
  • 全額返金はインタビュー出演・実名掲載など条件があり、合格者全員が自動的にもらえるわけではない
  • スタディングやフォーサイトなど他社にはない「人の伴走」を重視する人にはアガルートが合いやすく、価格や学習量を抑えたい人には他社が選択肢になる

「自分にアガルートが合うかどうか」は、Webサイトの情報や口コミだけでは判断しきれない部分があります。最終的には、無料体験で約16時間のサンプル講義とテキストを実際に見て、講師との相性や教材の雰囲気を自分の目で確かめるのが最も確実です。無料体験には申し込み義務がないため、気軽に試してみた上で、自分の学習スタイルと予算に合った講座を選んでください。

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