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後悔なんてしない!

2020年08月07日

「○○しておけばよかった」と考えることを後悔と呼ぶならば、私は後悔をしません。「こんな風にしていたらどうなっていただろう」と想像することはあります。でも、そこで悔やむことだけは絶対にしないと決めています。後悔に価値があるとは思えないからです。その代わり反省をはします。いや、反省というと後ろ向きなイメージがありますので、私がするのはむしろ単なる分析なのかもしれません。


テスト後に生徒たちが「あー、漢字もっと勉強しといたらよかった」などと言いますが、これは後悔でしょうか、それとも反省でしょうか? いずれにせよ「もっと」とか「よかった」などというあいまいな言葉が入っている時点で今後の改善が見込める気がしません。どうせなら「今回、国語のテスト勉強にかけた時間の大半は読解問題の記述対策だったけど、予想以上に漢字の点数配分が大きかったから、次回からは漢字にかける時間を今回の倍にする。でも、テスト直前に倍の時間をかけると今度は記述対策が不足するから、今週から毎週日曜日に30分ずつ漢字確認の時間を取る」と言って欲しいと思います。


もちろん、人は理屈通りには動けません。表面的な行動計画などいくら立ててみたところで、初日からイヤになり全てを放り出してしまうことはいくらでもあります。たいして好きでもない勉強ならなおさらです。


だから自己分析をしましょう。初めは難しいかもしれませんが、一生懸命考えましょう。きっと生きていく上で大切なことです。「自分はそもそも何を求めているのか」「勉強をすることで何を得たいのか」「勉強の定義はこれでいいのか」「どうやったら点数が上がるのか」「怠けのものの自分にヤル気を出させるにはどうしたらいいのか」「どんなふうにしたらよりラクをしながら成績があげられるのか」 突き詰めていくと、いくらでも疑問はわいてくるはずです。


あれこれ考えた上で、最もいいと思われる方法を選択し、決断します。考え抜いた末での決断であれば、たとえ結果が思い通りに行かなかったとしても後悔をする必要はありません。そうやって不必要な後悔に時間を割かないという習慣を作りましょう。


私は、人生の目的は「幸せに生きること」だと思っています。勉強するのは自分の幸せにつながるからであって、もしも不幸につながるならそんな勉強はすべきではありません。乱暴な言い方ですが、場合によっては「いったん勉強(学校教育)を捨てること」もアリだと思っています。せっかくの大切な人生です。子供たちが自分の頭できちんと考えて、前向きに生きてくれることを願っています。


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