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思い込みを疑え

2020年07月02日

趣味がツーリングの私。晴れた休日はオートバイで走りに出かけます。風を受けながら山道を走る爽快さは、バイク乗りしか知らない特別な楽しみです。ところで、先日ツーリング仲間とタイヤの話をしていた時、ふと「思い込み」というものについて考えました。

バイクの乗り心地はタイヤの性能次第で大きく変わります。私は今までツーリングタイヤ(性能ランクが一番下)しか履いてこなかったのですが、前回はちょっとした気紛れでスポーツタイヤ(性能ランクが1段階上)を履きました。もちろん乗り心地も路面への食いつきもよかったのですが、その後再度ツーリングタイヤ(いろんな会社から出ていますので1種類ではありません)に履き替えた時に、それ以上に路面への食いつきのいい自分好みのタイヤに当たったのです。

「うわぁ、このタイヤいいやん!」
そう思って私は仲間たちに話しました。ところがある人がそれはどう考えても私の気のせいだと言い張るのです。スポーツタイヤからツーリングタイヤに格下げして、路面への食いつきがよくなるはずはないと言うのです。私はあくまでも「自分の感想」として話をしたのですが、その人は「それは気のせいだろう」としか考えませんでした。

このような考え方は、私たちも知らず知らずのうちに日々行っています。例えば、おいしいと評判の寿司屋さんで特上の握り寿司を食べて、もしもおいしく感じられないなら、それは自分の味覚がおかしいのだろうと考えます。私達は、あらかじめ持っている知識に縛られて、自分の主観をコントロールしようとしがちなのです。

勉強に関しても、「数学は難しい」「英単語を覚えるのは大変」などと、最初からマイナスの思い込みを持つこともあります。そして困ったことにそれは学習の障害となり得ます。

難しいか簡単か、好きか嫌いか、価値があるかないか。物事を決めるのはそれをする自分自身であるべきですよね。確かに何かを身につけるのは簡単なことではありませんが、勉強の価値も、勉強の苦労も、全て自分の主観で判断して欲しいなと思うのです。 


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