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ルーティーンを作る

2020年07月15日

勉強して成績が上がればやりがいが持てるし、気持ちも楽になります。では、どうすれば成績が上がるかという話ですが、おそらく一番手っ取り早いのはミスを減らす方法を身につけることでしょう。

テストの反省コメントに「次はミスをしないように頑張ります」と書く生徒はたくさんいますが、具体的に何をするのかと聞くと「気をつける」「注意する」といった精神論か、「見直しをする」などという漠然とした改善案しか返ってきません。人間にミスがあるのは当たり前ですから、例えば出版会社には校正担当者がいるわけですし、入試の採点などでは複数人によるチェック体制が敷かれます。その当たり前のミスを「精神論」でカバーするのは少々無理があるでしょう

私がよく例えに出すのは「電車のキップ」ですが、皆さんは電車に乗った時のキップを入れる場所を決めているでしょうか? 改札を出る手前でキップを探しておたおたしている人は、おそらく決めていないでしょう。自転車の鍵を探してバタバタしている生徒もそうですね。これは「入れる場所を決めて習慣になるまで繰り返す」ことで解決できる問題です。つまりルーティーン(決まった行動)を作るのです。

英語の並び替え問題で、「ただし不要な語が1語入っている。」という指示を読み飛ばし全部の単語を使ってしまって点数を落とす人がいます。問題を最後まで読んでいなかったのが原因ですが、では一体どうすればいいのでしょうか。私は自分が受験生だった時、問題文の各文の終わり(。の後ろ)にスラッシュ(斜め線)を入れていくというやり方を用いました。スラッシュを入れながら読み、最後の1文まで読み終わらなければ問題に取り掛からないと決めたのです。

新しい知識を学ぶのも大事なことですが、ルーティーンを作り、定着を図り、今ある知識を着実に得点につなげる力を身につけるのも、学習の大切な要素なのです。


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