「Hello there 8/17 夏期講習会・(教場)現場から・助動詞must」
2021年08月17日
皆様、お元気でお過ごしですか。いつもイング和泉中央校のHPをごらんいただきましてありがとうございます。
本日は実際に教えている(教場)現場から生徒さんが必ず混乱するところをご報告させていただきます。第1回目は「助動詞must」です。「・・しなければならない。」という意味はすぐに覚えてくれるのですが、「must not (mustn’t)」となると「・・する必要がない。」と「don’t(doesn’t)have to」の意味と混同する生徒が多くなります。そこでいろいろと本で調べてみますと次のような説明がありました。わかりやすいので参考にしてください。
まず「助動詞」には話者の気持ちが強く入る。
「must」に「命令(・・ヤレ!)」の気持ちが強く入る。
例えば次のような例文で見てみると、
You must not run in the classroom.
You must not run in the classroom.
上の文が従来のとらえ方で下の文が私が読んだ本のとらえ方です。
すなわち、「must」を命令で残しそのうしろの「not run (走らないこと)」と捉えれば、
「走らないこと」を「ヤレ!」で「走ってはいけない」と解釈できます。この考え方の方がわかりやすいと思います。但し、「must」はかなり強い強制力を持った言葉なので使う場合は注意した方がよいと思います。「Longman English Dictionary」で見ると、日常では「have(has) to 」や「have got to 」が使われる方が多いとありました。
註:ここに記しましたことは、私個人の私見であり、会社を代表するものではありませんので、ご了承ください。
編集後記・・・(^^♪
今年は、立秋が8月7日と言われ、もうとっくに過ぎています。本来ですとこの時期はそろそろ涼しくなるはずなのですが、とんでもないですね。虫だけは暦通りに蝉の鳴き声が減り、夜コオロギの鳴き声がきこえてきますが、実生活は新種のコロナのせいで毎日感染者数が拡大し、朝から晩まで雨続きで気分も冴えません。それと困るのが、この時期の手紙の挨拶です。日ごろから会っている人なら、「Line等」ですみますが、久しく顔を合わさない目上の人だとそうはいきません。ちょっとした時候の挨拶も「厳しい暑さが続きます」より「まだまだ残暑が厳しいですね。」にすると季節感が出るそうです。私も生徒には「英語力がこれからは大切!」「4技能」などと言っていますが、とても日本語を美しく相手の心に響くように使えているとは思いません。もし「日本人向け日本語検定」があるとしたら、私はきっと最下級かと思います。(笑)