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「魂の萎えない限り(復刻版、2018.3.15)

2021年07月01日

皆様、お元気でお過ごしですか。いつもイング和泉中央校のHPをごらんいただきましてありがとうございます。僭越ですが、以前HPに掲載したものの中でお客様に好評を得たものを再度UPさせていただきます。日付は掲載時のもの以外は原文を変えずにそのまま使わせていただきましたので、ご了承ください。


掲載時期(2018.3.15
20183.15)イギリスの宇宙物理学者、ステファン・ホーキングさんが76歳で亡くなられました。あまりに有名な人ですので、紹介の必要はないと思います。体も動かせない、言葉も話せないという障害の中での宇宙研究(ブラックホール等)に献身されたのですから大変だったのではと思います。2007年にBoeing の特別仕様の航空機で「無重力状態」を体験された時の記事が今朝の「The New York Times」に掲載されていましたのでご紹介します。日本語は少し私の意訳になっていますので、ご容赦ください。


Asked why he took such risk,


 (なぜ彼がそこまでしてリスクをとるのか)


Hawking said, "I want to show that people need not be limited by physical handicaps


(ホーキング氏いわく、私は人々がその身体的ハンディキャップによって


自分の行動に制限をかける必要がないことを示したい)


as long as they are not disabled in spirit."


(その人たちの魂が萎えていない限り)


編集後記


今週から来週にかけて、中高生の期末テストが続きます。皆、気持ちに萎えないで頑張ってほしいですね。


2018年当時は私も健康そのものだったのですが、その後次々と病気を患いました。ですが自分が病気になって初めて障害を持つ人のことを考えるようになりました。障害といえば私が思いだす人が、ピアニストの辻井 伸行さんです。目が見えないのにあれだけの完璧なピアノ奏法で美しい音色を奏でる方はいないと思います。僭越ですが、私は勝手に辻井さんを人生の師とさせていただいています。ほかにも白血病を患い、競泳女子の東京五輪代表選手に決まっている池江 璃花子さんもすごいですね。きっと大変だったと思います。ステファン・ホーキング氏の「人々の魂が萎えていない限り。」勇気がわく一言です。明日を生きる糧にしたいと思います。


 


 註:ここに記しましたことは、私共の個人的な私見であり、会社を代表するものではありませんので、ご了承ください。